158話 ページ9
kn「無能って、…誰や」
1呼吸おき威圧のある
低い声で尋ねる
若干驚かせたみたいだがそれも無視した
Aじゃないことだけ、信じてた
？「無能って、…名前なんだっけねぇ…」
？「みんな〜、無能って子の名前なんだっけ」
相変わらず声と態度だけ大きい叔母に
ため息を貰う
一瞬静まり返ったあとすぐまた
騒ぎだしその雑音の中に聞こえてきた
Aという文字が
俺の心臓をしめつけた
？「あ、そうそう！Aって言ってたわね」
kn「…今、Aは？」
？「来てないんじゃないかしら。呼んでないし笑」
kn「なんで、呼ばなかったんや」
？「だってぇ？あの子の家族はほぼ絶縁状態だし」
？「何より無能でしょ？」
kn「…こいつは、無能やないぞ」
厳しく制止する
昼の俺とおんなじようなこいつらを
殺したくて堪らなかった
？「えだって、コネちゃんも会ったことあるでしょ？」
？「薄汚くて、何考えてるかわかんない目でねぇ…」
？「頭も悪くて、運動音痴で」
？「オマケに、虐められてたのよぉ？」
？「会いたくないわねぇ」
kn「……」
ﾊﾟﾁﾝｯｯ
？「ｯ？！こ、こねちゃ」
思いっきり、叔母の頬にビンタする
流石に幹部の平手打ちは痛かっただろうが
Aに比べたらマシだろう
叔母の癇癪が起き始める
周りも謝れ、謝れと催促するばかり
遺品整理は終わってんだ
もう、帰ってええやろ
kn「…お前らと、もう関わる気はない」
kn「…やっと、分かったわ」
kn「…お前らが、無能って言ってた」
kn「Aも今は、」
kn「俺と同じ幹部や」
それを残しアルバムを手にしたまま玄関へ戻る
履きなれたサンダルに足を入れ
実家の鍵は置きっぱなしにし
ドアを開ける
？「ちょ、コネちゃん、幹部っ、て！」
kn「…」
これ以上、聞きたくなかった
無機質なドアをしめ
車へ乗り込む
きょうの天気予報は外れていて
雨がシンシンと降っていた
_______________
もう、分かりますよね！
だから、コネシマさんがキーマンって言ったもん！
んでも、まだ家族系ではあと1つ
ありますよ！！！
見直してもいいぜ？！
わかった人はコメ欄で教えてください！
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とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！ (5月25日 5時) (
レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ！最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん！沢山コメントしてくれてありがとうございます…！そうなんだ！高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…！ありがとうございます！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月14日 20時
