転入生とヒーロー勢力・3 ページ47
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「あ〜、うん。多分それ
「あ"？ ナス食わせんぞテメェ」
「あ〜もう、転入生の姉御〜、流石に口悪すぎるっスよ〜？
翠くんと忍くんがビビっちゃってるじゃないスか、もうちょい控えて下さいっス」
「南雲！ それは多分言っても無駄だ、潔く諦めてくれ！」
「何でそれ私じゃなくて守沢が答えてんのかな〜？？ んん〜〜？？？」
三角絞めの要領でシメ上げたら、5秒でタップが来た。ほほう、進歩したなお主……。
「お〜い、翠くん、忍くん、大丈夫っスか？」
「いや、全然大丈夫じゃないんだけど……。
何？ あの人。いきなり守沢先輩締め上げてるし。静かになるから助かるけど、普通に意味が分からなくて怖い……。
ねぇ、俺たち、今からあの人のプロデュース受けるの？ 本当に？ うう、鬱すぎる……」
「う〜ん……。新入生殿が言うには、『パッと見怖いけど、中身は優しくて愉快な先輩』だそうで御座るけど。
うちの隊長殿を締め上げるとか、普通しないようなこと平然とやってのけて御座るし、あながち間違ってないかもしれんで御座るな♪」
青ざめた顔で怯えながらこっちから離れる高峯くんと、逆に楽しそうな顔でこっちを見ている仙石くん。
同じくらい失礼だな君ら。先輩シンプルに腹立つわ〜。
つ〜かさくやちゃん、『愉快』って何なの『愉快』って。せめて『楽しい』くらいにしといて欲しかったよ、そこは。
「――まぁいいや。そろそろ始めるわよ」
「お、お前なぁ……、そうやって何でもかんでも自己完結するの、止めた方がいいぞ……？」
「はぁ？ な〜にが自己完結よ。アンタ達がトロいから、私が代わりに色々考えて引っ張ってあげてんでしょうがよ？
泣き言ほざいてないで付いて来なさい。今回、私がアンタ達を�狃�けられる�瓩里蓮◆悗海譴辰�り』なんだからね？」
「う、うむ。それは感謝しているが……本当、理不尽なくらい厳しいなぁ、お前は？
鬼龍ほどとは行かなくとも、せめてもう少し手加減して欲しいんだが……」
「だったら生まれ直して私の弟にでもなることね」
「それはそれで人生地獄じゃないかな〜……」
「す、スバルくんっ、し〜っ」
明星くんがあまりにも直球過ぎてちょっと感動したので、その素直さとあんずちゃんのフォローに免じて、今回は見逃すことにした。次は無ぇぞ。
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年8月28日 13時
