転入生の憂い ページ26
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翌日、プロデュース科の授業にて。
「……はぁ……」
「…………」
爽やかな朝なのに、後輩2人の雰囲気が重い……。
まぁ、理由は分かってる。
昨日の『S2』だ。
あんずちゃんは、今一緒に行動してるらしいクラスメートの付き添いで。
さくやちゃんは、『S2』に参加するユニットのメンバーだと言う、クラスメート達に招待されて。
そうして、見に行った講堂で、�犖充足瓩紡任舛里瓩気譴燭里澄�
勿論私も行ったんだけど……何と言うか、まぁ、あの光景は確かに�牋柩有瓩世辰拭�
一言も喋らないまま、受付を通り、『紅月』のステージを鑑賞し、次のユニットの出番を待たずに流れるように退場していく�犂儺勠畸�……もとい、アイドル科の生徒達。
その中に例の『QUEEN』の3人を見つけ、話を聞いてみたら、
「……校内(ここ)のドリフェスは、皆こんな感じだよ。野良試合の『B1』以外はね」
「今の夢ノ咲は、生徒会至上主義〜、みたいな感じだからさ。生徒会側の『紅月』や『fine』に媚び売っとかないと、俺ら、生徒会に評価下げられちゃうんだよねぇ。センスが無いとかどうとか、もっともらしい御託並べてさ？」
「まあ、つまり……今のドリフェスは、どう足掻いても生徒会側のユニットが勝つようになってる�猗�百長�瓩覆里機�仕組みの形骸化も甚だしいよな、ホント」
……との事だった。
う〜ん、蓮巳と天祥院、どっちが考えたシステムかは知らんが、なかなかエゲツないな。一歩間違えりゃ死ぬデストラップとか、殺意が高くて大変素晴らしい。
いや違う、褒めてる場合じゃない。
そのせいでさくやちゃんは落ち込んでて、あんずちゃんは眉間にシワ寄せて何か考え込んでるんだから。
……2人共、変に思い詰めなきゃ良いけど。
なんて思いつつも掛ける言葉が見つからずに悩んでいたら、教室の扉が開いて椚先生が入って来た。助かった。私、初めてこの人に感謝したかもしれない。
「ふむ、ちゃんと全員揃っていますね。では、これより――『プロデュース実習』の授業を始めます」
2人の様子に一瞬眉を顰めたものの、すぐに元の鉄面皮に戻った椚先生は、そう言って授業の説明を始めた。
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
