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林檎が1個 ページ3

やァ、お久しぶりだね。閑ちゃんだよ←

え? 久し過ぎるッて? やだねェ、此でも大変だったんだよ?

紗椋(さりょう)(「澁澤」とか「龍彦」でも良かったんだが、審神者名を決めてなかったのもあるので、俺が適当に付けた)本人の異能力が無くなってた事に()いてとか、其を調べてる途中に部員が増えたりとか、俺の名前を付けてくれない事に就いてとか←


・・・時系列順に説明していこう。


先ずは、部員が増えた事に就いて

紗椋が来てから2年後の事だ。
ヨコハマからであろう魂が2人(魂を「人」と数えてもいいのかは知らないが)ふよふよと浮いていたので、あの時と同じ質問をした。


2人は迷いも無く俺の部下になる事を選んだので一先ずヒトガタにして紗椋に紹介したら、だ。

2人のうちの1人である織田作之助が「白麒麟・・・!?」と紗椋に云った。紗椋は嬉しそうに笑った。

俺ともう一人の奴───名はアンドレ・ジイドと云う───はこう思った
(知り合いなのか、初耳だぞ)、と。


俺は、事前に紗椋に就いて説明はしていた。勿論、澁澤龍彦としての説明も含めて、だ。

多分、織田作(彼にそう呼べと云われた)は白麒麟の本名を知らなかったんだろう。


そして、その2年後

亦2人増えた。

今度は少年と女性だった。之また2人も部下になると云ったので、紹介した。

少年は田口六蔵、女性は佐々城信子と云う。


2人の関係は仇、らしい。先の2人の様なモノでなくて善かったと思った。彼の2人より断然マシだと思う。







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1年=1ヶ月の設定を消しました。続きを書いている時に難しくなったので

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作者名:燈戀 | 作成日時:2018年9月5日 0時

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