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42話 ページ43

お便り紹介も無事?に終わり次は一番くじの商品?賞品紹介のコーナーへと移る

台本は長机に置いておこうかと思ったが念のためと持たされた。
新人に何を期待してんだろうか


『…え、何この箱』


様々なグッズの並ぶ机の前…ではなく、スタッフさんに呼ばれたかと思えば
「はい」と、さも当然のように渡された箱を手に思わず呟く


「箱です。」


『開けたら絶望とかが飛び出ちゃうみたいなのですかね?』


「違いますね」


知ってるよ、ごめんて

真顔で返さないで悲しくなるから
だってめっちゃ見たまんまの答えが返ってきたから思わず


「何やあれ」


「くじ、とかですかね?」


「柏村ちゃーん!それなぁにー!」


『…BlueなPandora Boxですかね…?』


「…ぅおい!」


一瞬聞き流したわ!と今回ほぼ初の谷山さんの突っ込みが入る

ははっ、バレちゃったぜ
一応”な”ってつけたから大丈夫かと思ったけどやっぱ駄目でしたっと


箱を持ってる私を中心に皆さんが集まっていた中
スタッフさんがこそーっと現れたかと思えばそっと箱に紙を置いて戻っていった。

えっ、なに今の




『…えー、なになに?

”今回めでたく【黒王子】の一番くじが開催される事この場をお借りし厚く御礼申し上げます。
今回の一番くじのグッズ紹介ですが、普通にやっても面白くないだろうと
このくじをご用意しました”


つまり、この箱からくじを引いてそのお題に書かれてる事を守って紹介しろって
事らしいです。因みに誰がやるか、そして人数は私達に任せるだそうです』


「ねぇ、それ絶対時間かかるやつじゃん!」

「大丈夫だよ下野さん!全員でやれば決める時間減らせるよ!」

『その代わり収集つかなくなって終わるまでに時間が掛かるんだよ!…です』

「駄目やん!どっちもアカンやん!」

「これ普通にやっちゃ駄目なの?」


ボケまくる宮野さんと慌て(?)まくる下野さん達を横目に
谷山さんがスタッフさんにそう問えば、スタッフさんは特に気にする様子もなく首を振った。


「別にしなくても良いってさw」

「「「えぇっ!?」」」


スタッフさんからの返答を谷山さんが伝えれば三人の綺麗なハモりが聞こえた。



『じゃあ何で出したんですか?と言うかあれどうするんですか?

…え、あげるって?要りません。』



<スタッフまでもが自由w>

<さらっと弄られるきーやんwww>

<よくとっさに思い付いたなw>

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設定タグ:声優 , 谷山紀章   
作品ジャンル:タレント
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NEKO(プロフ) - 最推し中也です!双黒(小)の蛞蝓が大好きなんです、、 (2019年11月10日 23時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - すぐでてきた私は末期なのかな? (2019年9月12日 10時) (レス) id: 17f9b458f3 (このIDを非表示/違反報告)
使天 - 文スト好きなんですか?!同じです!同士です!僕も中也さん大好きです!!! (2019年8月21日 12時) (レス) id: 03d076c9eb (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - 帽子さん» そう言って頂けると凄く励みになります…!コメントありがとうございます! (2019年7月22日 22時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
帽子 - めちゃくちゃ面白いお話… (2019年7月22日 22時) (レス) id: e48d897c03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最小幹部 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年6月30日 16時

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