検索窓
今日:8 hit、昨日:19 hit、合計:361,243 hit

32話 ページ33

今回のアフレコ場面は飛ばします。
そして少しのネタバレが含まれます

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


「OKです。お疲れ様でした」


その一言で現場に張り積めていた緊張の糸が切れた
目立たないように小さく胸を撫で下ろす

あー……めっちゃ緊張した


けどキャラに命を吹き込む為のあのピリつくような緊張は嫌いじゃない
やり過ぎてどこか麻痺ったのかもしれない


そんな事を考えながら口角が上がる
それが何か気恥ずかしくて急いで荷物をまとめ手に取った


『お疲れ様でした!お先に失礼します!』


スタッフさんやキャストさんに頭を下げて退室する。は、良いんだけど、挨拶の仕方とか
間違ってなかったのかと心配になってしまうビビりを発動してしまう。



「かーしーわーむーらーちゃーん!」


「み、宮野さん待って下さいよー!」


と後ろから聞こえて来た二人分の声


「お疲れ様!凄い良かったよ!!」


『宮野さんお疲れ様です
本当ですか!お世辞ですねありがとうございます!!』


「さらっと否定しないで!!?」


お世辞とか言っても怒らないよこの宮野さん
え、凄い良い人。幸せになって??


「どうだった?文ストの現場は?」


『すっごい緊張しましたけど好きなアニメに出られたと言うのは嬉しかったです!
次に機会を頂けたらそれなりの主要キャラで出られるように頑張ろうと思います!』


3期中は無理でも4期とか決まったら出られると良いな
高望みすると猟犬メンバーかシグマさんとか!


「柏村ちゃん、すっごい笑顔〜」


『あっ、済みません興奮収まんなくて』


いやいや、そっちの方が良いよーと言ってくれる宮野さん
ねぇ?と上村さんに尋ねれば上村さんもはい!と笑顔で返事をした


「最後の挨拶の時とかね?すっごい良い笑顔で神谷さんとか褒めてたもん!
聞いてた俺も嬉しかった!!」


か、神谷さんが……?
何それ凄く恐れ多い。けど、有難い。

今回は褒められなかったけど
次は演技を褒めて貰えるようにしていきたい…!

33話→←31話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (99 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
386人がお気に入り
設定タグ:声優 , 谷山紀章   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

NEKO(プロフ) - 最推し中也です!双黒(小)の蛞蝓が大好きなんです、、 (2019年11月10日 23時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - すぐでてきた私は末期なのかな? (2019年9月12日 10時) (レス) id: 17f9b458f3 (このIDを非表示/違反報告)
使天 - 文スト好きなんですか?!同じです!同士です!僕も中也さん大好きです!!! (2019年8月21日 12時) (レス) id: 03d076c9eb (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - 帽子さん» そう言って頂けると凄く励みになります…!コメントありがとうございます! (2019年7月22日 22時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
帽子 - めちゃくちゃ面白いお話… (2019年7月22日 22時) (レス) id: e48d897c03 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:最小幹部 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年6月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。