新人声優と最推しさん

14話 ページ15

「はい、じゃー次行きましょー

ペンネーム[黒王子達のキャラソンを全力待機]さんから頂きましたー
えーっ、鈴村さん、下野さん、柏村さん、こんばんはー！
『「こんばんはー」』

私は四周年記念イベントには行けなかったのですが、公式サイトに投稿された動画、
そして谷山さんと宮野さんのTwitterで柏村さんを拝見致しました。
とても楽しそうで何だか微笑ましかったです(笑)

柏村さんは新人声優と聞きました、鈴村さん達と始めて会った時の印象と
鈴村さん達が柏村さんに抱いた印象を教えてください
と言う事です」


鈴村さんが読み終わったお便りを机に置くと「これ俺の中では既に決まってるわ」
と言いった後に下野さんに訪ねると下野さんは「えー…？」と首を傾げた


『私も大体決まってますね』


「じゃあ、柏村から行こうか」


『あっはい、最初に持った印象ですもんね？』


確認がてら訪ねればうんと頷くお二人
何この人達可愛いかよ


『イベントで始めてお会いしたんですけど、登場してる方々が
完璧ス【規制音】のメンバーだなって』


「待て待て！それはアカン！ホンマに危ない！」


「確かに俺等ですけどね！？けど駄目です
ほ、他には無いの？！」


テンパる二人に思わず笑ってしまえば「笑うな」と怒られてしまう
少し笑いながらの『ごめんなさい』を述べて少し考える


『他の印象……あー

誰かがボケ始めたら止まらない、とかですかね』


「……これ印象になるんか？」


「なぁ……んー、どうなんでしょうかね
でもあながち間違いじゃないから良いんじゃないですかね」


少しの間「うーん？」と唸っていたが
考えるのを放棄したようで「まぁ、良いでしょう」と言う結論に至る


『えー、じゃあ次は私に抱いた印象ですね』


「俺これは下野と同じって自信あるわ！」

「あっ、ホントですか？」


何だか嬉しそうに「せーので言おうか」と言う鈴村さんの
提案に下野さんが賛成する


「せーの」





「「変人」」



二人息ピッタリで同じことを言った事で「おぉ！」と嬉しそうに顔を見合わせる二人


『友人からも良く言われますね変人って
まぁ、大体お前もなって返しますけど』


「類は友を呼ぶって奴やな」


『何ですかそれ否めないです』

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