13話 ページ14
〜1ヶ月後〜
「はい、始まりました【黒王子様のラジオ放送】〜!
この番組は私二神玲役、鈴村健一と」
「東条涼雅役、下野紘が」
「ゲストを呼んだり呼ばなかったりしながら皆様に
ゲーム【黒王子様からの挑戦状】の魅力、そしてお知らせをお伝えする番組です」
鈴村さんが言い終わり、一拍置いて「さてと」と手元の台本から
視線を上げた
「今回で何と記念すべき第15回目です!」
「よっ!めでたい!」
パチパチと拍手する二人と一緒に拍手をする
「そしてその記念すべき15回目のゲストはこの人です!」
『どうも!始めましての方は始めまして、イベントでお会いした方はお久し振りです、
氷山辰紀役、柏村司でーす!よろしくお願いしまーす』
「「よろしくお願いしますー」」
「はい、と言う訳で今回はラジオ初登場と言うことで番組で
彼女への質問の募集をしましたところ、皆さんからのお便りが沢山届いてます」
『ありがとうございます!』
「早速読んでいきましょう
えー、ラジオネーム[最推しが辰紀になりました]さんからのお便りです。」
『あっ、本当ですか?ありがとうございます』
「鈴村さん、下野さん、そして柏村さんこんばんは
『「こんばんはー」』
今回、柏村さんがゲストでいらっしゃると聞いてお便りを出させて頂きました。
私は一ヶ月前の四周年記念で実装された辰紀を早速プレイしてみたのですが、
すっかり辰紀のキャラに引き込まれ、そして同時に今では柏村さんのファンです(笑)
そして、四周年のイベントと言えば、柏村さんの性別の下りがありましたが
男性なのか女性なのか個人的にとても気になって夜しか眠れません!是非教えてください!
だ、そうです。」
「あっ、ちょっと俺も気になってた」
「あっ、鈴村さんもですか」
二人が顔を見合わせた後に、少しニヤつきながら此方をみてくる
『何ですかその、もうこれで逃げられへんぞ的な表情は…
あっ、質問の答えですがこんなのでも一応女です。
…と言うかそんなに見分けつかな』
「「全くつかない」」
『めっちゃ食い気味に言いますやん』
せめて言い終わってから言って欲しかった今日この頃
386人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NEKO(プロフ) - 最推し中也です!双黒(小)の蛞蝓が大好きなんです、、 (2019年11月10日 23時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
Ai - すぐでてきた私は末期なのかな? (2019年9月12日 10時) (レス) id: 17f9b458f3 (このIDを非表示/違反報告)
使天 - 文スト好きなんですか?!同じです!同士です!僕も中也さん大好きです!!! (2019年8月21日 12時) (レス) id: 03d076c9eb (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - 帽子さん» そう言って頂けると凄く励みになります…!コメントありがとうございます! (2019年7月22日 22時) (レス) id: 4419a0d4d5 (このIDを非表示/違反報告)
帽子 - めちゃくちゃ面白いお話… (2019年7月22日 22時) (レス) id: e48d897c03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ