狂ったクラス ページ8
雄英高校のヒーロー科──。
僕、緑谷出久は
無事に
雄英高校ヒーロー科の入学がかなった。
合否判定は、各自宅
投影機によって
オールマイトから合否が伝えられる
《おめでとう、緑谷少年────》
投影機に映ったオールマイトの言葉に感極まって、たくさん泣いた
安堵と歓喜と…
これからの────希望で。
それにしても
｢広過ぎだろ…雄英高校…」
1-A…
1-A……
あ、あった!
いざ正面に立ってみると、ドアの大きさに驚く
バリアフリーか…?
「…っ
あの受験者数から選ばれた、エリートたち…」
…ふと
かっちゃんと
規律正しそうな眼鏡の人
(試験前に注意されたんだよね…)
2人の凶悪そうな顔が、思い浮かんだ
クラスが違うとありがたい……!
意を決してドアを開けると、
｢机に足をかけるなっ」
｢あぁ?!」
｢雄英の先輩方や、机の製作者方に
申し訳ないと思わないのかっ」
｢思わねぇよっ
てめぇどこ中だよ!」
｢うわぁ…｣
2トップ…いきなり!!
言い争っている二人とは対照的に、他の人たちは席についていた。
我関せず、と言った感じで眺めている。
目の前の光景にドキマギしてると
かっちゃんと眼鏡の人の視線が、バッと僕に向けられた。
同時に、クラス全員の視線も…。
｢あ、あぁ…えぇっと」
｢おはよう!」
｢……え?」
ずんずんと近付いてくる眼鏡の人…改め、
｢僕、緑谷出久。
よろしく、飯田くん…!」
そう挨拶すれば、飯田くんはピタッと動きを止め、僕にぽつり、と話し出した。
｢…君は、あの実技試験の構想に気づいていたのだな。」
｢こう、そう…?」
き、"気づいていた"…?
どういうこと?
｢俺は気がつけなかった…!
悔しいが、君の方が上手だったようだ…っ」
｢??｣
ご、ごめん…飯田くん。
僕…なんにも知らないんだけどなあ…。
あ、そういえば
試験の時、僕を助けてくれた女の子たち!
あの後、どうなったんだろう。
頭に浮かぶのは
優しく笑っている、2人の顔。
思い出しただけで、ふわっと胸が温かくなる。
その時丁度、後ろから声がかかった。
｢あっ
そのモサモサ頭は…地味めの!」
｢あ!!」
明るい声に驚いて振り向いた。
あの時の、優しそうないい人!
うわぁ…制服姿やっべ〜!
何話しているか、全然耳に入らないくらい。
とても可愛かった。
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い - ずっとコメント出来ていなかったんですが割とガチで待ってました。最初からもう一目惚れでした！応援してます！ (3月25日 21時) (
レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - この作品が本当に大好きでずっと待ってました！はやく続きが見たいです✨ (3月14日 22時) (レス) id: 16797032d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜蘭(プロフ) - やばい、割とマジで泣きそう。いつか動き出すの待ってました！！ (3月8日 12時) (レス) id: 6f80d37515 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ぎぁぁぁぁ！！！待っっっっってました！！！！！！！！！！ (3月5日 7時) (レス) id: cefadecee2 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - コメント失礼致します。 メッセージを送って早々、更新していただき、ありがとうございました！ また、更新を急がせてしまったこと、申し訳ございません。 でも、こんなに早く狂瀬ちゃんと再会できて嬉しいです！！ 本当にありがとうございます！ ご自愛ください。 (3月5日 3時) (レス) @page9 id: add6b22258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モなか王@水卍
| 作成日時：2018年1月14日 22時
