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伊野尾side
岡「・・・それはいくら何でも・・・」
「無理って言いたいの？」
俺がそう聞くと、黙り込んだ圭人。
図星みたいだった。
「へぇ〜。俺には平気で犯人とか嘘ついたのに、みんなの前で嘘つくのは怖いんだ！」
一向に俺と目を合わせようとしない圭人。
その目線は俺だけを避けてキョロキョロしていた。
「圭人。」
俺は低く名を呼んだ。
ビクッと体が動いて、俺の方を見る。
「どうするの？圭人が嘘つかないなら、こっちもこっちで考えはあるんだけど。」
俺はその目を見つめたままそう言った。
圭人は俺から目をそらさない。
でもその目には少しだけ恐怖の色が見られた。
岡「・・・考えって？」
圭人の口から絞り出すように出た声。
「簡単だよ。嘘を本当にすればいいだけ。」
そう言ったとたんに、圭人の目はさっきよりも大きく見開かれた。
「わかったの？さすが圭人だね！！俺を騙すだけあるよ〜！」
ふふっと笑った。
その笑い声にすら、怯えている圭人。
その顔を見ると、自分が圭人に勝ったということを感じる。
「圭人？いいの？嘘が本当になっても。」
俺は考えているような圭人をしっかり見つめながら聞いた。
岡「・・・・わかったよ。協力すればいいんでしょ・・・・」
圭人がついに折れた。
「ふふっ！ありがとう！」
俺はテーブルにポンとお金を置いて、カフェを出た。
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涼宮 - 書き直したのってもう出てますか？出てたら作品名教えてください！ (2019年4月24日 20時) (
レス) id: 69077a28f6 (このIDを非表示/違反報告)
楓奏 - 私は、絶対書き直さないでほしいと思ってます･･･！（個人の意見ですけど･･･）本当に楽しくて･･･夜更かししてまで読んでます！大好きです！私馬鹿なのでまだ犯人分かってないんです。絶対辞めないで下さいっ!!!! (2019年3月28日 3時) (レス) id: 6da5a0b7b2 (このIDを非表示/違反報告)
やまこたラブ(プロフ) - こはさん» ありがとうございますm(_ _)m書き直そうと思います！ (2018年4月5日 8時) (レス) id: 51769b2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
やまこたラブ(プロフ) - フェアラーが跳びますさん» なるほどです！ありがとうございますm(_ _)mこの作品を好きでいてくれてほんとにありがたいです！そうしようかなと思います！ (2018年4月5日 8時) (レス) id: 51769b2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
こは - 私もそれがいいと思いま。なんかWIN-WINって感じでいいんじゃないでしょうか? (2018年4月5日 3時) (レス) id: c21350fdf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまこたラブ | 作成日時：2018年2月1日 15時
