3・・・かっこいいって思ってなんか ページ4
モブ「カラ松ナイスーっ!」
「フッ・・・まぁ当然だな」
ただ今バスケの試合中。
カラ松が無駄にかっこいいスリーポイントシュートを決め、見蕩れてしまっていた。
不意に思ってしまったこと。
『・・・かっこいいなぁ』
「おやぁ?」
隣に真紀がいたのに気付かず、ふがぁ!と我ながら情けない声を出してしまう。
・・・これが女子力の無さってか。
「やっぱり、本気なんだね!」
『ち、ちがう!今のは・・・っ別に、カラ松なんかに言ってたわけじゃない・・・し、』
「誰もカラ松のことは言ってないよ?」
『!!』
しまったぁぁと途方に暮れている隣でニヨニヨしている真紀。
まぁ、可愛いから許す。かわいいは正義だ。
『・・・うん、実際思った。かっこいい』
「認めた!」
おぉ〜と拍手された。
・・・でも別に好きなわけじゃない!!!
あんなやつ好きになるより、全然違う相手がいるはずだ!
チラリとコートの方に目をやるとカラ松は相当汗をかいていたらしく、シャツで汗を拭っていた。
私は慌てて目をそらした。
・・・腹チラ。
カラ松、腹筋割れてた・・・。
ブンブンと頭を横に振り、今考えてたことを取り消す。
まぁ確かにカラ松くん握力68とかゴリラ並だもんな・・・私なんかこんなんなのに20だよ・・・。
足だけなんだよ!くそぅ!
はぁ、とため息なのかなんなのかわからない息を吐いて、自分の頬に手をやると。
『待ってあっつい』
予想以上に熱かった。
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作者名:妄想腐女子 | 作成日時:2018年3月10日 14時