ただのイッパンジンがある人にコイをした。【すとぷり】【ころん】

14日目後半4 ページ26

『でもその子は、親の都合で引っ越しちゃったの。

だからもう、この街にはいないんだ。

…もう一度、

あの子に会いたい。

でももう、その子も彼女とか、できてると思うし、

新しい街で、楽しく暮らしてるんじゃないかな？

もう、私のことなんか忘れちゃったよね。

…恋って苦しいな。

そういえば、その子ところん君って、すごく似てるんだよね。

なんでだろ…』

ころん「っ…その子はAちゃんのこと、絶対に忘れてなんかないよ。それに、彼女だっていないし、今でもAちゃんのこと好きだよ！」

『でも、言い切れないよ。顔もいいし、性格もいい。』

ころん「…とりあえず、みんなに連絡する。家帰って、話にくかったら公園いこう。」

『うん。』

ーーーーー

ー家ー

ななもり「…！！Aちゃんだ…！！」

莉犬「帰ってきたっ！」

るぅと「心配、しましたから…」

みんなー環奈 ころん「うわぁぁぁぁぁ！！！」(泣)

ななもり「何時だって隣にいてほしいっ！」

さとみ「俺たち、何時も応援してるから！」

ジェル「寂しい時は抱きしめるよ…！」

るぅと「落ち込んでたら絶対笑わせますっ！！」

莉犬「どんなことがあっても、諦めないでね…！何時だって俺たち、Aちゃんのこと、信じてるから…！！」

ころん「…出会えたことが幸せだよ…、！」

『…！……ただいま…！』

みんなー環奈「おかえり！」

環奈「か、環奈ぁ、Aちゃんのことぉ、し、心配してたんだよぉ？」

ななもり「嘘つけっ！」

ジェル「俺ら、全部知ってるんだよ？」

さとみ「ここは大人組に任せて、子供組は公園でも行ってな？」

るぅと「わかりました！」

ー公園ー

莉犬「ねぇねぇ見て見て！るぅと君！砂で犬できたよ！！」

るぅと「すごっ！？」

ころん「僕たち話あるから、向こうの方行ってるね？」

るぅと「わかりました！」

ーーー

ころん「あのさ、」

『何？』

ころん「その子がこの街に帰ってきてるって知ったら、Aちゃんはどうする？」

『うーん…探すね。』

ころん「そっか。でもさ、チャンスはあると思うんだ。」

『…何で？』

ころん「僕、その子のこと一番知ってるから。」

『え…！？』

ころん「だってさ、この街にいるし、この間フランスに行ってたし、みんなと色違いのストラップ買ってたし、シェアハウスにいるし。」

『ど、どういうこと…？』

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