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side淳太
��｢望は誰のために、何のために今まで頑張ってた？｣
そう問われて、はっとした。
のんちゃんはオトンとオカンを怖がっていたし勉強を嫌がっていたけど、でも……
親を悪いようには言っていないことに気づく。
��｢どんな親でも子どもにとっては特別や。
親に愛されたくない子どもなんてどこにも居らん。
望は期待に応えて愛されたくて、ずっとずっと頑張ってた。
……淳太やってそうだったんちゃうか？｣
淳｢……。｣
オトンとオカンに認めてもらいたい一心だったあの日々。
今はもう大人になったから、親を一人の人間として嫌いやって言えるけど。
子どもの頃の自分には…できないかもしれない。
��｢淳太は嫌でも望が許すと決めたならそれは否定したらあかんし
逆に望のために淳太が意固地になる必要もない。
わかるな？｣
淳｢………おん、全部飲み込むのは難しい、けど。｣
それに現実的な話やけどと前置きして�陲舛磴鵑聾韻靴ご蕕撚兇鮓�た。
��｢今の日本で法的に親子の縁を切る方法はない。
正確には特別養子縁組って方法はあるけど、適用できるのは6歳未満まで。
戸籍を抜いても絶縁状を書いても、法的には親子のままやねん。
距離を置いて良好な関係がとれるんやったらそのほうが淳太達のためにもなると思う。｣
どうやら親からは金銭的援助の申し出もあったらしい。大学は卒業しろと授業料も出すとのこと。
結局学歴か、とまたムッとする俺を�陲舛磴鵑�宥める。
��｢利用したるくらいの気持ちで援助は受けてもええんちゃうか？
望の金銭面で淳太の負担になるのはお互いにとって良くないし。｣
……確かにのんちゃんは俺に気遣って我慢してしまうかもしれへん。
俺も余計に頑張りすぎてしまうのは否定できなかった。
淳｢…………わかった。｣
正直モヤモヤは全く晴れてないけど。
淳｢…事務的な連絡はとるようにするし
のんちゃんが望んだら会えるように最低限の関係は保つ。
……気持ちの整理には、もうちょっと時間かかるわ。｣
�陲舛磴鵑浪兇諒峪�を聞いて、施設長としての表情を引っ込めてほっと息をつく。
俺も無意識に強ばってた肩の力を抜いた。
��｢ごめんな、淳太の気持ちに寄り添ったこと言えんで。｣
淳｢ううん。俺らのことを想って言うてくれてんのはわかってるから。｣
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舞姫(プロフ) - そうなんですね！主様のペースで頑張ってください！流星くんが兄ちゃんに再会するところ楽しみにしています！ (2021年9月19日 13時) (
レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - 舞姫さん» ありがとうございます！私生活が少し忙しくて更新滞っていますが、頑張ります！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: b247c4ea1c (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - 兄と弟めちゃくちゃ感動します！面白くて大好きです！更新待ってます！ (2021年9月18日 20時) (レス) id: bccfa4895b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぇすと
| 作成日時：2021年9月8日 19時
