crime#7 ページ32
2時間後、本当に迎えにきた。
親から与えられてるのは勉強道具ばっかりで、持っていきたいものがしれてたから
僕は普通の斜めがけカバン。
兄ちゃんも思ってたより少なかった。
「お金さえあれば、どうにでもなるからね。」
僕の視線に気づくとそう言った。
「…忠義、よく聞いて。まず忠義が1人で家を出て?そのあとで追いかけるから。」
「なんで?」
「2人一緒に出かけること滅多にないから怪しいやろ?」
「あ、そっか…。わかった、」
近所の公園で待ち合わせ、という約束をして背中を押され、部屋を出た。
リビングに行くと、オトンとオカンが僕を横目で見る。
カバンに気づくと、
「どこ行く気?勉強してなさい、」
と目敏く言われたけど
「シャー芯なくなったからコンビニ行ってくる、」
というと、あぁそう、と僕への興味をなくしてしまった。
家を出て公園にむかう。
兄ちゃんはしばらく来なかった。
もう来ないかも、と思いだしたころに
「遅くなった、ごめん!」
息を切らせてやってきた。
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うぇすと(プロフ) - yuiさん» コメントありがとうございます!全部読んでくださったんですか!嬉しいです♪是非他の作品にも遊びにしてください! (2014年10月12日 7時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 初めまして。小説全部読みました! とても素晴らしかったです! 最後の作者様の言葉がとても心に響きました。 お疲れ様でしたm(_ _)m (2014年10月11日 1時) (レス) id: 95888b2c9a (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - みなこさん» いえいえ、ご期待に添えられず申し訳ないです…。ジャニストの小説も書きたいんですけどね…。あと少しですが、見守って下さると嬉しいです! (2014年10月3日 21時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
みなこ(プロフ) - 無理なお願いすみませんでした(;´д⊂)完結まで楽しみに見せていただきます! (2014年10月3日 21時) (携帯から) (レス) id: 2b4a624210 (このIDを非表示/違反報告)
うぇすと(プロフ) - みなこさん» コメントありがとうございます(*^^*)リクエストはとても嬉しいのですが…すみません。もうこのシリーズは完結させようと考えているので、ジャニストver.は厳しいかと…(汗) (2014年10月3日 20時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うぇすと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7553/
作成日時:2014年7月19日 11時