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｢……僕って、｣
日が暮れてきたから、帰るよう言うと
大倉は地面に視線をやって呟いた。
｢僕って……邪魔？｣
｢……え？｣
｢…先生も、おらんくなってほしいって…思ってる？｣
｢どうしてん、いきなり…｣
｢……僕が、嫌われてるから…？｣
大倉の声がうわずった。
地面を弄っていた手が、土を握り締めた。
｢誰に言われてん…そんなこと……。｣
大倉は言わない。
考えてると１人思い当たった。
｢……佐々木に言われた？｣
驚いたように大倉が顔を上げた。
やっぱ、そうなんや。
それでカッとなって、手を出してもうたんやな。
｢事情話してくれたらよかったのに…。そしたら謝れなんて言わんかったし…｣
｢……もう、嫌われたくない……。｣
本当に小さな声。
大倉の心の叫びを聞いた気がした。
孤立したくてしてるんやない。
ただ、上手いこと人と付き合えへんだけ。
謝れと強要され、僕は悪くない、と怒った大倉。
でも、理由を話せばまたクラスメイトに何か言われるかもしれへん。
問題児の意外な一面を知って
大倉という生徒の全体像が見えてこなくて
興味が湧いた。
俺の中で大倉は、学校でも特別な存在になっていった。
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りこ - mother好きだったんで嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年3月23日 17時) (
レス) id: 34fb60aa41 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーたろー(プロフ) - あ、ですよね！私、mother観てないのでオチわからないので、楽しみです♪ (2014年9月6日 17時) (レス) id: cdd737935e (このIDを非表示/違反報告)
もぇ(プロフ) - ぷーたろーさん» コメントありがとうございます^^はい！そうです！ (2014年9月6日 13時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
ぷーたろー(プロフ) - 続き気になります！！某ドラマってmotherですか？ (2014年9月3日 21時) (レス) id: cdd737935e (このIDを非表示/違反報告)
まなぷぅ(プロフ) - もぇさん» きっとそうですね(*^皿^*) (2014年8月30日 21時) (レス) id: 8fc199fc78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぇ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7553/
作成日時：2014年7月6日 21時
