side裕 ページ6
｢もうすぐ始まるから静かにしとき。｣
そしてついに、入学式当日。
俺は保護者席の最前列の端をゲットし、
椅子の横に脚立をたてビデオスタンバイ。
椅子には、ちょっとおめかしした亮を座らせてる。
曲が流れ始めた。
ぞろぞろと、６年のお兄さんお姉さんたちに手を引かれ、
新一年生が入場してくる。
あ、たっくんおった。
緊張してるな。顔が固いわ。
たっくんや、って指さす亮に、そうやなって返事しつつ
たっくんの姿をビデオで追い続けた。
せやけど、６年生って大きいなぁ。
俺からしたら小学生なんてまだまだガキやけど
子育てしてると、どうもたっくんと同じ目線になっちゃって。
すんごく大人びて見える。
式は、校長やPTA、生徒代表の挨拶の後
新入生の名前を呼びはじめた。
飽きて足をぶらぶらさせてた亮も、たっくんの番を待って耳をすましてる。
俺はその瞬間を逃すまいと、ビデオカメラに必死だった。
｢大倉忠義くん。｣
｢はい｣
若干声が小さい気もしたけど、無事返事出来た。
よかったよかった……って、あれ。
座ってるはずの亮がいない。
どよめきが起きたほうを見ると、
亮がテケテケと保護者席から新入生のほうへ歩いていた。
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しょうちゃんeighter(プロフ) - 完結おめでとうございます！おもしろかったです。たっくん、えらいですね！大人になった2人も見たいです！ (2014年6月26日 23時) (
レス) id: 1b07bafe3d (このIDを非表示/違反報告)
もぇ(プロフ) - シオリさん» コメントありがとうございます(*´∀｀*)大人ですか……色々書けそうな感じですが、書きたい作品がいくつか溜まっている状態なので……。それが落ち着いたら書けるかもしれません!! (2014年6月9日 19時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
シオリ(プロフ) - 完結おめでとうございます^_^いつも読んでます（＾ω＾）リクエストなんですが大人になったたーくんと亮ちゃんが見たいです^_^ (2014年6月9日 9時) (レス) id: dd3ad63300 (このIDを非表示/違反報告)
もぇ(プロフ) - ねぎさん» コメント嬉しいです。他の小説も読んでくださってるんですか！ありがとうございます(*^^*) (2014年5月30日 22時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
ねぎ(プロフ) - 完結おめでとうございます！他の小説も読んでいます！もぇさんの小説面白いです！他の小説の更新も頑張って下さい！＼(^o^)／ (2014年5月30日 22時) (携帯から) (レス) id: c3f9d494ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぇすと
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7553/
作成日時：2014年4月13日 11時
