三十二話 仲の悪さ ページ32
ジェ「あっはっは！！ざまぁみろ！」
シ「それにしてもクソ爆弾の威力はすごいなぁ」
廊下ががやがやしている。
リリーと私は目を見合わせ、一緒に駆けつけた。
シ「ほら、愛しのリリー・エバンズのお出ましだぞ」
ジェ「お前こそ、エマに惚れてんだろ」
リ「ジェームズ・ポッター！！シリウス・ブラック！！！」
リリーがまたジェームズとシリウスを怒鳴りつけている。
私はクソ爆弾まみれになったセブルスをかばい、呪文を唱えた。
『スコージファイ...大丈夫？セブルス』
汚れていたセブルスのローブや髪の毛は元に戻った。
マ「貴方たち！何をやっているのですか！！」
マクゴナガル先生がつかつかとやって来た。
マ「またそんな悪戯を...！！グリフィンドール５０点減点！！」
それだけ言い残すと、先生は急いで教室へ向かっていった。
ジェ「ちぇっ...」
リ「エマ、私先に授業に行くわね」
セ「...ありがとう、エマ」
セブルスも、小さな声でそう言って、リリーの後ろを歩いて行った。
影で見守っていたらしいリーマスとピーターがこっちへやってくる。
出来るならリーマスにこの悪戯を止めて欲しいんだけど。
『ジェームズは本当にセブルスを嫌ってるよね』
ジェ「なんでお前があいつをかばうのかもわからないけどな」
ジェームズがきっと私を睨んできたので、私も睨み返すと、シリウスがそれを制した。
シ「お前らまで険悪にならないでもらいたいね...俺達は初めてあった時から、
スニベルスとお互いに嫌な関係にあるんだ。
あの時、最初は俺達、あいつらが乗ってたコンパートメントにいたろ？
そこで、スニベルスがエバンズに、スリザリンに入るように勧めててさ。
ジェームズが、「スリザリンに入るくらいなら自分は退学する」って言いだしたのが始まり」
ジェ「だってそうだろ？スリザリンは良いとこなしだ」
シ「喧嘩になって、追い出されっちまったって訳」
リー「それで僕達のコンパートメントに来たんだね」
シリウスが、私と並んで歩くリーマスを見て顔をしかめたが、
私はそんなことには全く気づかず、文句を言った。
『スニベルスって呼び方やめたら？セブルスにあんなことするからリリーに嫌われるんだよ』
ジェ「フン...僕のことは放っておけ」
シ「やめろって、お前ら...」
リー「兄弟喧嘩みたいだよね」
ピーターは何も言わず、怯えた目で私達を見つめていた。
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こん(プロフ) - ルーモスさん» 大変申し訳ありません！いえいえ！全然そんなことないです！ありがとうございます。お楽しみいただけて幸いです！ (2015年8月21日 12時) (
レス) id: 813c3ea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - いえいえ！私の携帯がおかしいのかと思ってしまって…。気掛かりな事言ってすみません！お話とてもおもしろいですっ！続き楽しみに待ってますね！ (2015年8月20日 20時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - ルーモスさん» 申し訳ありません。当小説は、作者の希望により名前変換に対応しておりません。ご了承ください。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: a4ba4bd797 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - 名前変換できない… (2015年8月20日 16時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - 陽菜さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです。頑張ります！ (2015年8月6日 21時) (レス) id: c140e15251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イレイ | 作成日時：2015年7月26日 1時
