二十二話 プレゼントと異変 ページ22
クリスマス休暇。
『リーマス、リーマス！！』
リー「そんなに慌てて、どうしたのエマ」
『プレゼントありがとう！すごく嬉しい！！』
リー「あぁ。気に入ってもらえてよかった。エマもありがとう」
そう言ったリーマスの手には私があげた大きなチョコレート。
朝起きると、山積みになったプレゼントが談話室のツリーの下にあった。
リーマスは、私に、宝石の埋め込まれたペンダントをくれたのだ。
私はリーマスに、たくさんのお菓子の詰め合わせをプレゼントした。
『嬉しい！女の子っぽいもの、もらうの初めてなんだぁ』
リー「一緒に過ごしてると、わかることもあるもんだよね。
去年は何あげていいかわからなかったんだけど」
リーマスのさりげない良心にはいつも驚かされるが、
リーマスは親友のジェームズとシリウスのいきすぎた悪戯を止めることだけは苦手らしい。
親友を一番に考える彼らしい、といえばらしいけど。
ジェ「おはよう...あぁ、リリーが見れなくて残念だよ。二人共プレゼントありがとう！」
ピ「僕にも、ありがとう！」
『おはよう、ジェームズ、ピーター。ジェームズは朝からうるさい。私こそありがとう！』
ジェームズは私に特大蛙チョコレートを、ピーターは新しい羽ペンをくれた。
シリウスには綺麗な手鏡をもらった。
ちなみに私は、ジェームズに箒磨きセット、ピーターに眠気の覚めるオルゴール、
シリウスにマーメイドの鱗でできたブレスレットをプレゼントした。
二年生はまだホグズミードには行けないので、新学期にあらかじめ買っておくのが普通だ。
シ「おはよう...プレゼントありがとな。って、リーマス、顔色悪いけど？」
プレゼントが嬉しくて、全然気がつかなかったが、よく見るとリーマスの顔が曇っている。
リー「そうかな...？少し、食欲がないだけだよ」
『ちゃんと、私のあげたお菓子食べてよね？』
心配でリーマスの手をそっと握る。月に一度くらい、リーマスは体調を崩すことがよくあった。
体付きこそ男の子っぽくなったものの、リーマスは病弱らしい。
リー「うん、ありがとう。大丈夫だよ、エマ」
ジェームズが後ろでシリウスの方をにやにやと見ていて、
シリウスがイライラしていたことには気づかなかった。
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こん(プロフ) - ルーモスさん» 大変申し訳ありません！いえいえ！全然そんなことないです！ありがとうございます。お楽しみいただけて幸いです！ (2015年8月21日 12時) (
レス) id: 813c3ea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - いえいえ！私の携帯がおかしいのかと思ってしまって…。気掛かりな事言ってすみません！お話とてもおもしろいですっ！続き楽しみに待ってますね！ (2015年8月20日 20時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - ルーモスさん» 申し訳ありません。当小説は、作者の希望により名前変換に対応しておりません。ご了承ください。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: a4ba4bd797 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - 名前変換できない… (2015年8月20日 16時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - 陽菜さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです。頑張ります！ (2015年8月6日 21時) (レス) id: c140e15251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イレイ | 作成日時：2015年7月26日 1時
