十四話 喜ばしい活躍 ページ14
＜ルーピン選手が、ゴールを決めました――――！グリフィンドール、先取点です！＞
『やった！シリウスもやった！リーマスが入れた！！』
グリフィンドールの観客席から歓声が湧き上がる。
私の声を聞いたスリザリンの生徒数名が、顔をしかめた。
リ「気にすることないわよ」
リリーがこっそりいった。セブルスも頷いてくれている。
リーマスとシリウスの活躍ぶりは凄まじいものだった。
グリフィンドールがスリザリンに二十点差で勝っている。
あとは、ジェームズ、頑張って...！
リ「私、お手洗いに行ってくるわ」
『いいところなのに...帰ったら、話聞かせてあげるよ』
リ「ありがとう」
リリーが席を外してしまったが、私は再び三人を追うことに意識を集中させる。
＜おぉっと！二年生のシーカー、ジェームズ・ポッター選手が急降下しました！
スニッチを見つけたのでしょうか？＞
スリザリンのシーカーが後を追っているのが見える。
でも、ジェームズは学校一番といっていいほどに飛ぶのが上手い。負けるはずがない。
がんばって、ジェームズ―――――！
＜スニッチを―――――取ったぁあああああああああ！！！！＞
『ジェームズ、やった！！！！』
さりげなく観客席の方に飛んできたジェームズが、私にウィンクする。
しかし、リリーがいないことにショックを受けたようだ。
無事、グリフィンドールが勝った。
スリザリンがヤジを飛ばすのが聞こえるが、気にならない。
だって、あの三人があんなに活躍してくれたから。
「お前、グリフィンドール寮なんだな？」
「なんでこんなところにいるんだ」
「セブルス、お前こんなやつとつるんでるのかよ」
スリザリン生が、私とセブルスに目を付けだした。
『無視しなよ、セブルス。あなたは関係ない』
「確か、エマ...なんとかっていったよな？」
「あぁ、こいつか」
「父親が「汚れた血」だったよな」
「汚れた血」は、魔法界ではマグルを差別する最悪な言葉だ。
前にも、こんなことがあった。そうだ。
「お前の父親は汚れてる！頭のイカれたやつだった！」
おじさんに、似たようなことを言われたことがあったっけ。
その時、私は――――
セ「エ、エマ...」
『お父さんを悪く言わないで――――――！！』
そうだ、おじさんに、そう叫んだんだ。
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こん(プロフ) - ルーモスさん» 大変申し訳ありません！いえいえ！全然そんなことないです！ありがとうございます。お楽しみいただけて幸いです！ (2015年8月21日 12時) (
レス) id: 813c3ea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - いえいえ！私の携帯がおかしいのかと思ってしまって…。気掛かりな事言ってすみません！お話とてもおもしろいですっ！続き楽しみに待ってますね！ (2015年8月20日 20時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - ルーモスさん» 申し訳ありません。当小説は、作者の希望により名前変換に対応しておりません。ご了承ください。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: a4ba4bd797 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - 名前変換できない… (2015年8月20日 16時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - 陽菜さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです。頑張ります！ (2015年8月6日 21時) (レス) id: c140e15251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イレイ | 作成日時：2015年7月26日 1時
