十一話 憧れの選手 ページ11
『......』
リーマスの説明を聞いて、思い出す。
...私って、リーマスが好きなのかな？
手をつながれると、いつもドキドキするし。
リーマスの顔を見れるだけで、すごく嬉しい。
でも、シリウスは...？
前にも、なんどかかっこいいなって思うことがあったし。
私の恋への憧れは打ち消されたばかりか、
ますます恋がなんなのかわからなくて、混乱する。
『ありがとう、リーマス』
まぁ、そのうちわかる時が来るよね？
＊
二年生の秋。ハロウィンパーティがちょうど終わった頃。
ジェームズ、シリウス、リーマスが嬉しそうに談話室に入ってきた。
ジェ「俺たち、クィディッチの選手に選ばれたんだ！」
ジェームズがすごく嬉しそうだ。
クィディッチは、箒に乗って行う魔法界人気のスポーツ。
そういえば去年試合を見に行ったとき。
ジェ「俺、シーカーやりたい！かっこいい！！」
シ「んじゃ、俺はビーターだ」
リー「じゃあ、僕はチェイサー！」
『へぇ...マクゴナガル先生に御願いしたら？』
ジェ「それがさぁ、二年生になるまで待てって言うんだよ」
『でも、ジェームズ達が飛ぶのが上手だって言ってたの、マクゴナガル先生でしょ？』
シ「本当は二年生からなんだ。才能のあるやつは、一年生なのにチームに入ったやつも
いるみたいだけど」
リー「僕たちも一年生だけど、なれるかなぁって思ってたけど、去年一年生の子が
大けがしちゃって、今年はダメだって」
ジェ「まぁ、しつこく言ったら、早めに考えるって言ってたけどさ」
そんなこと言ってたっけ。
シリウスもリーマスも、顔を輝かせている。
シ「応援しに来てくれるよな？」
リー「楽しみに待ってるよ！」
ジェームズが私たちを見て笑った。
どしゃぶりの雨。それに真夜中。そんな中、あの三人は今日も、
来週のスリザリン対グリフィンドールの試合に向けてクィディッチの練習らしい。
ピ「こんな雨で、風邪ひかないかなぁ。リーマス達」
『ジェームズとかシリウスは大丈夫だろうけど...リーマスが心配だね』
リーマスはこの間も寮に戻らなかった。後から聞くと、体調が悪くて、と。
ピーターとリーマスは一緒にいることが多いし、ピーターは心配だろうな。
『私、練習見てくるよ』
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こん(プロフ) - ルーモスさん» 大変申し訳ありません！いえいえ！全然そんなことないです！ありがとうございます。お楽しみいただけて幸いです！ (2015年8月21日 12時) (
レス) id: 813c3ea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - いえいえ！私の携帯がおかしいのかと思ってしまって…。気掛かりな事言ってすみません！お話とてもおもしろいですっ！続き楽しみに待ってますね！ (2015年8月20日 20時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - ルーモスさん» 申し訳ありません。当小説は、作者の希望により名前変換に対応しておりません。ご了承ください。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: a4ba4bd797 (このIDを非表示/違反報告)
ルーモス - 名前変換できない… (2015年8月20日 16時) (レス) id: 18d5c3985a (このIDを非表示/違反報告)
イレイ(プロフ) - 陽菜さん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです。頑張ります！ (2015年8月6日 21時) (レス) id: c140e15251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イレイ | 作成日時：2015年7月26日 1時
