私の太陽。 (ページ2)

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クズ。2 ページ2

私が何回デートに誘っても

断られてたのに

クリスマスなら一緒に過ごして

やってもいいよって

言ってくれたから

私すごい嬉しくて

数日前から楽しみにしてて

可愛い。

って言って欲しくて

お洒落も化粧も頑張ったのに、

待ち合わせ場所に

彼が来ることはなかった。

LINEも電話も繋がらなくて

やっと繋がったと思ったら

｢なに？うるさいんだけど。｣

｢あ、繋がってよかった！
心配してたんだよ、？
今どの辺？
私、もう着いて待ってるよ。｣

後ろから

｢ねぇまだ？｣

なんて言う

甲高い女の猫撫で声が聞こえた。

｢待ってる、って……は？お前あれマジに受けたわけ？(笑)クリスマスにお前なんかと過ごすわけねぇだろ。｣

そのまま電話を切られて

遊ばれてたんだなって

やっと気づいた。

ああ、ほんと惨め。

……涙、止まってよ

全然悲しくないでしょ。

周りの人みんな

私の事変なやつだって

目で見てるよ(笑)

ねえ、お願い止まって。

クソ男だって分かれたんだから

良かったじゃん。(笑)

……あぁだめだな。

涙、止まんないや。

｢アンタ、

もしかして Aサン？｣

｢ ……東方…くん？｣