134話 ページ44
私の復帰は、ありがたいことに世間には温かく迎えられた。
__おかえりシャイニー！！！
__待ってたで！これお菓子もらって！
__記念に写真撮りたい！
__見てー！隕石コンビのキーホルダー買ったの！
__私たちが知らないところでも戦ってたんだよね？
__シャイニーはみんなの希望の光だよ！
『私、こんなにも愛されるヒーローになりましたよ。
__先輩。』
お線香を焚いて、お墓の前で手を合わせる。
きっと空から見てくれてるよね。
あの日、先輩に助けてもらった命で多くの人を助けられている。
自分で言うのもおかしいかもしれないけど…シャイニーは立派になりました。
「そろそろ行かねぇと間に合わんぞ。」
『ごめんごめん、すぐ行くね。』
爆豪くんの言葉に立ち上がるけど、こちらまでやってきた彼はゆっくり腰を下ろして手を合わせると目を閉じた。
「…あん時は世話になった。」
『え？会ったことあるの？』
「…。
まーな。」
爆豪くんは立ち上がると、お墓に向かって拳を突き出す。
真っ直ぐな目で。
「アンタが守った女を、これからは俺がぜってぇ守り抜く。
まァ見ててくれや。」
どうして爆豪くんが先輩のことを知っているのか、会ったことがあるのか、私にはさっぱり理由がわからないけど。
今、爆豪くんの言葉に先輩が笑ったような気がした。
見ててね、先輩。
私、もっと凄いヒーロになるから。
「さあ！やってまいりました！
ヒーロービルボードチャートJP下半期！！！
本日はこちらの会場から生中継でお送りします！！！」
『あああぁぁ……緊張する…あああぁ…！』
「ハッ、雑魚かよ。」
『辛辣…』
ついにやってきた…今期のヒーロービルボードチャート…！
前回、私はかろうじてTOP10に入れた。
狙っていたわけじゃないけど、
自分がヒーローの中でどんな風に見られているのか
いかに社会に貢献できているのか
それらを知ることができる良い指標だから、上位を取れるように努めてはいる……んだけど。
『…今回、一ヶ月もの空白の時間あるからなぁ…
前回ギリギリだったから引き摺り下ろされるのちょっと怖いんだよ…』
無駄に緊張しちゃって、とりあえず隣に座る爆豪くんの手を握れば「何歳だよお前。」って軽く引いた目で見られた。
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (2023年4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
