11話 ページ12
色んな種類のお花が混じっていて綺麗。
『硝子〜、部屋にあったんだけど誰が置いたか知らない？』
「ん？知らないけど……あー…なるほど。」
『え、何よ。』
だけど硝子は教えてくれないから悟のところに行ったけど、「知るか。」の一点張り。
けど、なにか違和感。
『君が知るはずないの前提で聞くけど…
これ、誰が置いてったか…』
「知るよしもないです。」
『だよねー…。』
まったく、七海はいつまでたってもつれないんだから。
だけど、その背後からピョコッと顔を出したのは灰原で「あ！凄い愛されてますねAさん！」と言うんだ。
『愛されてる…？』
「はい！俺、興味あって花言葉とか色々調べてた時期があるんですけど、その花達全部好きな人に送るような花言葉の花ばかりですよ！
これなんか、"君を愛している"とか、こっちは"変わらぬ愛"とか！
いやぁ…！ロマンチックな方なんですね！！」
「灰原、それ以上は…」
ねぇ……冗談だと言ってよ。
そんなわけが、ないもんね…？
だって、傑ずっと…
『…これ、傑からなの？』
もう一度硝子に詰め寄ると、「あー、多分ね。」とあっさり答えた。
「ごめん、五条と話し合って黙ってたんだけど、実は少し前に夏油と会ったんだ、私ら。」
『……ッ。それで？』
「元気そうだったよ、相変わらず。
ただ、Aに会って行かないか聞いたら行かないって言うから理由を聞いたよ。
Aのこと見たら、戻りたくなるからってさ。」
『………硝子は、花言葉とか信じる？
傑って、そういう回りくどいやり方する？』
私の質問にタバコを咥えながら悩んた硝子は、灰皿に押し付けた後私の方を見て言った。
「言葉じゃ伝えれない理由があったから、花が好きなAに夏油なりに伝えたかったんじゃないの？
夏油言ってたよ。Aといればいつか自分が傷つけそうで、一緒にいるのが怖いってな。」
ねぇ、傑…だったらどうして私に何も言ってくれないの。
言葉なしじゃわかんないよ…もっと頼って欲しかったのに…
「好きだからこそ、汚したくないってあいつなりの気遣いだと私は思うけど？何がどうしてああなったのかは教えてくれないけどね。」
次の日、傑と行ったお花畑に1人で行った。
中でも黄色い水仙は、妙に輝いて見えた。
『"わたしの元へ帰って来て"…傑…ッ…』
ここは1人じゃつまんないよ。
もっと花言葉教えてよ、傑…ッ。
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ちゃっぱ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして！コメントありがとうございます^_^ オチは作成当初から決めています！ネタバレになってしまうのでオチをここで言うことは出来ませんが、完結間近ですのでぜひ楽しみに待っていただけると嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます！！頑張ります！！ (2021年6月23日 22時) (
レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年6月23日 19時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2021年5月3日 14時
