お泊まり会 怪談噺 第壱章 ページ42
とある女の子の話なんだけどね。その子別に霊感があるわけでもなく、ただ何となく普通に過ごしてただけなんだよね。
でもね、ある日、台所に飲み物を取りに行こうと思って、ガラスの引き戸ガラガラって開けたんだ、そしたら目の前を歩いてたんだ…黒猫が…』
96「…!!!( ゚д゚)ハッ!!!!…ワシか…」
『んなわけあるか…その子の家猫なんか飼ってないし、まぁめちゃくちゃビックリして頭ぶつけちゃったんだって、でも本当に一瞬のうちに猫は消えてた。お母さんに話したら
「どっかから侵入してきたんじゃないの」
なんて言われたけど絶対に違うだってあの猫の体は色が透けてて…そうまるで幽霊みたいなそんな体だったんだ。」
そ「あーもう待って無理ムリそらるネバーギブアップ」
セ「アカンそらるさんが壊れてきた。」
『ある日の夜その子は普通に勉強してたんだって、そしたらいきなり
ニャー
って猫の鳴き声が聞こえてきたんだって、
…その日から本格的におかしくなってきたんだ。自分の部屋から異臭がしたり自分の部屋を歩く猫を見たり、
それで探してみることにしたんだって、もしかしたらあるかもしれない原因を
その日は仕事で両親もいなくて、家の隅々まで探したんだって、自分の部屋も台所も、リビングも、本当に隅々まで逃すところもないくらいに、でも何も見当たらない。諦めて自分の部屋に帰ってきた時気がついたんだ、
自分の部屋の窓を開けた先にある屋根が残ってるって、
屋根って言っても、人が歩けるくらい平らな場所だった。
その子はもうここしかないなって思って窓を開けたんだ、そしたら普段からしていた異臭がグッと何倍にも濃くなった、それであぁやっぱりここなのかと思って屋根の上を探索しても何も無かったんだよね。」
そ「ソウダヨネソウダヨネ。( ˙꒳˙ )ウン!!¨̮⑅*ナニモナイヨ
\(・Д・)/ハヤクオヘヤニカエロウヨー」
まふ「ヤベぇ、ガチめにぶっ壊れてる。」
『でも、帰ろうとしたその時、屋根の上の換気扇の裏から何かが見えたんだ…
…黒い何かの尻尾のようなものがね
その子は恐る恐る換気扇の裏を覗いたんだそしたらあったんだよ……黒猫の死骸が、1匹だけじゃない、何匹も何匹も…』
そ「………」
まふ「…そらるさん…?」
そ「( ᐛ👐) パァ」
まふ「そらるさぁあぁぁあぁあぁああぁあん」
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レイン様 - ワタシ、理科のテスト、寝てて3点取ったことありますから。あんまバカじゃないですよ(バカがすいません) (2020年7月30日 15時) (レス) id: c92f80ae58 (このIDを非表示/違反報告)
レイア(プロフ) - 楽しみです!この作品好きです!更新頑張って下さいね (2019年8月7日 21時) (レス) id: bb1878744b (このIDを非表示/違反報告)
レイア(プロフ) - Aliceさん» 更新頑張って下さいね!待ってますからね 後、お気に入り登録もお気に入り作者にもしていまーーーす! (2019年8月4日 21時) (レス) id: bb1878744b (このIDを非表示/違反報告)
aoiook(プロフ) - 私この前算数21点とったよ!! (2019年1月24日 22時) (レス) id: 219a972b4a (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - ああ!好きです!面白いですね!更新頑張って下さい!続き楽しみに待ってます! (2019年1月16日 3時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice | 作成日時:2018年11月24日 22時