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魚は焦がしてしまったものの
無事?朝食はできた
『はい、しっかり食べて早く治しましょうね、義勇さん』
義「いただきます」
『いただきます、そう言えばどうして怪我をされたんです?鬼が強かったんですか?』
義「子供を庇った時に攻撃を食らってしまった」
『あらそれは...でも重度の怪我じゃなくて本当によかったです、あ、だからと言って無理に動くと傷が開くので気をつけないと駄目ですよ』
義「分かっている」
『この後はゆっくりとお休みになってください、次いつ鬼が出るかわからないですからね』
義「...Aも一緒に寝ろ」
『え?私も...ですか?』
義「目が充血してるぞ、ずっと作業をしてたんだろう」
『あ、そうですね、細かい作業ばかりでしたので目が疲れてしまってるようです、ならお言葉に甘えて...』
義「嗚呼、そうしろ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ご飯を食べ終えて布団を敷く
2枚並べた布団、スっと髪を解き
静かに布団へ入り目を閉じる
義「もう寝たか?」
隣で義勇さんの声がする
『いえ!目を閉じてただけです、多分すぐに寝ます!』
義「そうか」
ふにっと腕を触られる感覚
思わず目を開ける
『どうかしましたか義勇さん??』
義「...この細い腕でどうしてあんな力が出たのか不思議に思った」
あんな力...?
あ、そう言えば義勇さんのこと抱きかかえましたからね
『前にも言ったかもしれませんが私普通より筋力があるんですよ、男性くらいの力はあります!そういう体質なんですよね』
義「甘露寺と同じようなものか」
蜜璃さんもなんだぁ
『そうですね!では、おやすみなさい』
義「おやすみ」
ゆっくりと眠りにつこうとして
離れる意識の中
唇に柔らかな感覚がした気がするが
それはもう、現実だか夢だか
わからない。
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氷架(プロフ) - ウォルさん» ありがとうございます(*´∀`*) (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
氷架(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます!気づいてませんでした、本当に助かりました〜(*・ω・)*_ _)ペコリ (2019年7月17日 17時) (レス) id: e8bba8b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 続編おめでとうございます♪ (2019年7月17日 16時) (レス) id: 3e8a4acfd1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月17日 15時) (レス) id: 24467df71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷架 | 作成日時:2019年7月17日 15時