0. プロローグ ページ2
Asaid
それは、何気ない日だった。
でも、そんな日は一瞬にして崩れ落ちた。
通り魔「♪〜」
シュッ))←ナイフを振り落とした音
ザクッ))←母親の腹にナイフが刺さった音
母親「うっ…」
バタンッ
通行人「「「キャーっ!」」」
…嘘、だろ?
何で、私の母親が………。
嘘だ、これは嘘だ。
目の前で起きていることはフィクションだと、脳に必死に働きかける。
てか、…通り魔さんが私の方に向かってきてるとか、嘘だ。
緋色に染まったナイフを右手に持って笑いながらこっちに向かってきてるとか、それ自体フィクションです。嘘です。
『こっちに、来ないで……』
でも、通り魔さんは構わずこっちに向かってくる。
なんとか、動く体を必死に動かして通り魔さんから後退りする。
…それでも、通り魔さんはこっちに向かってくる。
…もう、手遅れだ。
通り魔さんは私に緋色に染まったナイフを振りおろしていた。
ザクッ
『!?嘘、でしょ……!?』
緋色に染まっていく自分の体を私は、ただただ見ることしか出来なかった。
そんな中途半端なところで、私の意識は途切れた。
*********************
「___」
…パチッ
?「気づきましたか…。ここは杯戸中央病院です。もう大丈夫ですよ?」
…ねぇ、この目の前にいる方って____さん?
とりあえず、質問してみよ。
『……あなたは、誰ですか?』
?「おや、鍵羅さん…記憶を無くしたんですか?
僕は警視庁特命係の杉下右京、君の上司ですよ?」
…やっぱり、ですか。
でも、何で?
何で杉下さんは私を知ってるの?
そんな私の思考を気にすることもなく、もう1人の特命係の人が来た。
?「右京さん、鍵羅さん。遅れてすみません」
杉「冠城君、来るのが遅いですよ」
冠「すいません。右京さん、鍵羅さんはどうですか?」
杉「それが…一時的なものと思われますが、記憶を無くしてしまったようなんですよ」
冠「な、そうなんですか!?」
杉「ええ、そうなんですよ」
すいません、杉下さんと冠城さん。
…私は未だにこの状況が理解出来ません。
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神代綾(プロフ) - 暁月真愛さん» どういたしまして! (2018年6月3日 1時) (レス) id: 9a244a2626 (このIDを非表示/違反報告)
暁月真愛(プロフ) - 神代綾さん» ありがとう(о´∀`о) (2018年6月2日 0時) (レス) id: 9da0464fba (このIDを非表示/違反報告)
神代綾(プロフ) - 暁月真愛さん» あ、そうなん?了解した!是非見に行かせてもらうよ! (2018年6月1日 23時) (レス) id: 9a244a2626 (このIDを非表示/違反報告)
暁月真愛(プロフ) - 神代綾さん» ありがとう!コナンじゃないけど新作が結構人気なんだ!よかったら見てね! (2018年6月1日 18時) (レス) id: 9da0464fba (このIDを非表示/違反報告)
神代綾(プロフ) - 暁月真愛さん» おひさです!勿論覚えてるよー! (2018年6月1日 0時) (レス) id: 9a244a2626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神代綾 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年3月29日 16時