残りの時間 ページ27
紺side
「うちオファー受ける事にした。」
ち「…本当に良いんですね。」
「もう決めた。」
ち「分かりました。チーフには僕から伝えておきます。」
「ありがとう。ちーくん。」
ち「出発予定日は今日からちょうど2ヶ月後らしいのでそれまでに準備しておいてくださいね。」
「え、そんな早いん。」
ち「はい。てかそもそも、こんなギリギリに返事されると思ってなかったですもん。」
「ごめんてー。だって悩むやんか。∞と離れる大仕事かこのまま続けるかやったらさ」
ち「それはそうですけど。」
「やろー？」
この後しばらくちーくんとよく分からない掛け合いをして、うちは事務所を後にした。
テキトーにタクシーを捕まえて乗り込んだ。
やっぱり男5人衆を残して2年間∞を空けるのは不安やけど、こんな大チャンス滅多に無いし、うちがおらんことでこの雰囲気も少しは良くなるかもしれん。
この2ヶ月、どう過ごそう。
とりあえず服と下着は今持ってるので良いとして…
あれ、何持っていけば良いんやろ。
海外旅行した事ないから分からへん。
ヒナに聞くか。
そんなん詳しそうやし。
安ちゃんでも…あかんわ。
なんかサバイバル術とか教えられそう。
やっぱヒナやな。
あ、そうや。
Aうち、ハリウッド映画に出演する事になりました
すばる嘘つけ
Aほんまやねんなー
ちゃんとすばるには報告せなな。
なんせ兄貴的な存在やし。
すばるすごいやんけ。そんな大仕事。
Aまあ撮影の関係で2年間∞を離れなあかんねんけどな
すばるそんな大作なんか。
Aそれだけが不安
すばるあいつらなら5人でもやってけるやろ。頑張れよ。
Aありがとう。すばる。
やっぱすばるって心からあいつらの事信頼してんねんな。
うちら7人置いて旅立ってったくらいやもんな。
そうやってしてるうちに家の近くに到着し、うちはお金を払ってタクシーから降りた。
「ただいまー」
丸「おかえり。言ってきたんやね。」
玄関のドアを開けると丸がお出迎えしてくれた。
「うん。」
丸「そうなんや。」
うちは丸と共にリビングへと向かう。
リビングには安ちゃんと横がいた。
一番うるさそうな大倉がおらんのは良かったけどヒナもおらんのか。
うーん…
あと2ヶ月で行くこと言うの、全員が揃ってからの方が良いかな。
うちはテレビを見る為にゲームに夢中な横の隣に座った。
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てりゅここ(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: a989dff0d5 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - てりゅここさん、初めまして!∞の紅一点シリーズ読ませて頂きました！主人公ちゃんとメンバーの関係性がこの後どうなっていくのかとても続きが気になります！そして主人公ちゃんのお姉さんもこの後出てくるのかな？更新頑張ってくださいね！ (2020年4月23日 22時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2020年3月9日 0時
