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黒side
横「え、なんなん自分ら」
俺がヒルナンデスの収録を終えて家に帰って来るとなんとも言えない空気が流れていた。
鼻を啜る大倉、それをあやすA、アンニュイな表情の丸、苦笑いする安、そしてオロオロするヒナ。
横「ヒナ、なんなんこの状況、どうしたん」
俺はとりあえず1番まともに話してくれそうなヒナにそう聞いた。
しかし
村「俺もさっき帰ってきたとこやから分からんねん。Aに聞いたら横が帰ってきてからとか言うし。」
とヒナは言った。
俺が帰ってくるの待ってたんか。
横「A、なんやねんこの状況。」
「あ、横帰ってきた。ヒナ、横。うち、ハリウッド映画のオファー受けることにした。」
横「え…？」
村「おぉーそうか。頑張れよ。」
「まともな反応してくれたんヒナが初めてやわ(笑)」
丸「ちょっとー僕もやんかー」
「丸さっきまで放心状態やったやろ」
Aがオファー受けるって事は一年半おらんくなるってことやろ…。
無理やわ。
横「なんでヒナはそんな受け入れんの早いねん」
村「だってAが決めた事やんか。それに俺らは今更口出しできんし素直に応援するのが筋やろ。」
そうやけど…
ヒナは唯一メンバーの中でAに恋愛感情を持ってない。
「さっすがヒナ！」
村「準備とかあったら言えよ。手伝うからな。」
「おかんやわ〜(笑)」
Aとヒナの間には確実に男女の友情が成立してる。
俺はそれが少し羨ましく思った。
俺らにも純粋な友情が成立していた時期はあった。
なんせ出会ってから20年以上ほんまに純粋にただの友達やってんから。
俺がAの事好きになったからあかんかったんかな。
「横、どうしたんそんな考え込んで。」
横「なんもない」
「アホの横が考え込んでる風に見えてんけどなー」
横「アホちゃうわ失礼やな」
Aの決意を聞いてさっきの大倉や安、丸の気持ちが分かった。
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てりゅここ(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: a989dff0d5 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - てりゅここさん、初めまして!∞の紅一点シリーズ読ませて頂きました！主人公ちゃんとメンバーの関係性がこの後どうなっていくのかとても続きが気になります！そして主人公ちゃんのお姉さんもこの後出てくるのかな？更新頑張ってくださいね！ (2020年4月23日 22時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2020年3月9日 0時
