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丸山side
僕と大倉が帰宅すると、Aちゃんが
「おかえり〜！」と言ってくれた。
でも章ちゃんからのおかえりはない。
なんでやろ。いつもやったら言うてくれるのに。
それに今日の章ちゃんちょっと不機嫌？
情緒が安定してる人やのに珍しいなぁ…。
丸「章ちゃん〜！何見てんの？」
スマホを見ながら寝転がる章ちゃんに僕は話しかけた。
安「動画〜」
でも章ちゃんの返事はそっけない。
あんなに優しい章ちゃんが…どうしたんやほんまに…
大「なあ、安いつもと違うくない？」
大倉も章ちゃんの異変に気づいたのか僕にこっそり耳打ちして来た。
丸「そやなぁ…何かあったんかなぁ…」
どうしても気になってAちゃんに今日の安の様子を聞いてみたところ、朝からこんな感じやったらしい。
多分本人に理由聞いても教えてくれへんやろうししばらくそっとしとくか。
そうして僕は大倉とテレビを見始めた。
何時間経っただろうか。
しょーた丸、今から俺の部屋来れる?
急に章ちゃんからLINEが来た。
りゅーHey!行けるで〜!
何事や…
寝っ転がっていた章ちゃんが起き上がって階段を上って行ったので僕も章ちゃんを追いかける事にした。
大「丸どこ行くんー」
丸「ちょっと安とお話」
大「ふーん。」
大倉から聞いて来たくせに興味なさそうやな。
なんで僕を部屋に呼んだんやろ。
安「丸どうしよう。俺もう無理や。」
僕と章ちゃんが向かい合って座っていた。
章ちゃんの口調は荒ぶっていてただ事では無いんだなと思わせる。
丸「章ちゃん落ち着いて。何がもう無理なん？」
安「Aとおると自分の理性を抑えれんくなるねん。Aにそういう目で見るなって言われたのに僕最低よな…。どうしたら抑えれる…？」
丸「へ？」
もしかして章ちゃんが機嫌悪かったのって…
安「今日もな、ずっとAに下心悟られへんようにそっけない態度取ってもてん。てかAの視界に入る時全体的に。だから丸さっきごめんな…？」
そういう事か。
それにしても雄田の部分がめちゃくちゃ出てるな。
必死な章ちゃんがなんか可愛くて思わず頭をぽんぽんしてしまった。
安「丸急に何…？キモいで…？」
引かれた。
まあ当たり前か。
丸「別に章ちゃんは悪くないで。僕だってAちゃんの事愛しくてたまらへん時いっぱいあるし。いつもは抑えてるけどふとした時に溢れそうになる。」
安「…丸もなん…？」
丸「多分大倉や裕ちんだってそうやと思うで？」
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てりゅここ(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: a989dff0d5 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - てりゅここさん、初めまして!∞の紅一点シリーズ読ませて頂きました！主人公ちゃんとメンバーの関係性がこの後どうなっていくのかとても続きが気になります！そして主人公ちゃんのお姉さんもこの後出てくるのかな？更新頑張ってくださいね！ (2020年4月23日 22時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2020年3月9日 0時
