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「例えばどないなところが？」
「あいつ帰宅部のくせ、あほでかい荷物持ってるの知っとる？黒字に緑のラインが入ったお洒落なやつ。あいつにしては異様にセンスがええやつ。」
「知らん」
「左の外ポッケにいつも炭酸水入っとるんやけど」
「知らへんって。俺とツムが双子やからって視点も同じや思わんといてや。」
「同じようなもんやろ。まあいいわ。
そんでそのリュック、あいつ肩からようずり落ちるんやけど、そないなの自分で背負い直せって思うやろ？
せやけど、「ん」って俺の事顎で使うんやで。生意気ったらありゃせえへん。」
「可愛いもんやろ、そんなん」
「サムには申し訳あらへんけどAがほんまに可愛すぎて辛い」
「やかましいわ」
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作者名：にんじん | 作成日時：2020年2月3日 23時
