10.情報 ページ10
ク「あの日、Aがみていた先を知りたくてな。怪しい人物、ということで探ってみたんだが...」
"どうやら見当違いだったようだ"
まさか、私がクラピカに怪しい奴と思われていたなんて。
そんなことも知らずにまた会いたいと言われて舞い上がっていた自分が恥ずかしい
「疑いが晴れてよかった、あの日のことは、仕事だから言えないけど！ごめんね」
ク「いや、詮索する気はないさ。私も仕事上話せないことばかりだから、気持ちはわかる」
クラピカはボディーガードなんだから、雇い主の安全の確認をするのが当然だ
「あの約束も探るためだったの？」
ク「どの約束だ？」
「ほら、オークション後に生きてたら会おうってやつ...」
自分から会える？なんて聞いておいてなんだけど
もしあれも私のことを探るためだったとしたらちょっと、いやかなり落ち込むな...
ク「いや、あれは...」
「？」
少し歯切れが悪くなるクラピカ
ク「あれは、ただ純粋にAに会いたいと思ったんだ」
「....ほんと？」
ク「ああ。生きていたら、Aに1番に報告してやらないとなと思ったんだ」
「何それ！」
ドキッとしてしまったじゃないか
「死んだら許さないよ！」
ク「大丈夫だ」
「次会った時パフェおごってもらうからね！」
私がそう言ったところで頼んでいたものたちがきた
「美味しそう！よかったケーキにして！」
ク「あまり大きな声をだすなよ」
「あっ、ごめん」
指摘されて思わず口を塞ぐ
「あ、おいしい！」
ク「よかった。美味しそうに食べてるのを見るとこっちも気持ちがいいよ」
「クラピカも頼めばよかったのに」
ク「いや、私は遠慮しておこう」
苦笑いのクラピカを見ながらケーキを口に運ぶ
この居心地のいい時間が、ずっと続けばいいのにと思った
コーヒーカップの取っ手をもつクラピカの手に目がいく
そういえば、会った時から手についていた鎖
「ねえ、それさ...」
その時携帯の着信音がなる
ク「すまない、ちょっと...」
「ううん、いいよ仕事かもしれないしね」
どうやらその着信音はクラピカの携帯からのようで席を外すと外に出て電話に出ていた
鎖のことはまた今度聞こう
私も携帯を取り出しカレンダーを確認する
「あと5日...」
もし、クラピカが9月1日のオークションに行くことになったと決まっていたとしても
きっと彼は私にそのことを伝えないだろう
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...！続編の更新心待ちにしてます！ (7月15日 23時) (
レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました！本当にコメント嬉しいですありがとうございます！！ (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…！！ゆっくりで良いので更新がんばってください！！！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです！ありがとうございます（ ; ; ）めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです！もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います！（笑） (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました！めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています！鬼滅の話も是非書いてください〜！私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ | 作成日時：2019年4月6日 22時
