11.占い ページ11
"すまない、仕事ですぐに戻らなければならなくなった"
クラピカにそう言われてカフェを出たのが1時間前
「よし、これをクロロに渡せば」
ホテルに戻りクロロの依頼された通りの資料を作りおえた。
明日にでも渡しに行きたい私はクロロに連絡をいれた
"明日、どこかで会おう。依頼されたものを渡したい"
「ネオン・ノストラード、一人娘でわがまま。...人体収集家?」
自分で作成した資料を読み返してみる
若いのに変わった趣味してるな...
人体てことは体の一部とかってことだよね?
うえ、気持ち悪い
緋の眼...とかも集めてるのかな?
数日前、クラピカと緋の眼のことについて話したことを思い出す
すると、タイミングがよかったのかクロロからすぐに指定された場所で会おうと返信がきた
* * * * * * *
「クロロ!」
クロ「久しぶりだな、A」
指定された廃墟にいくと、クロロがすでにそこにいた
私は幻影旅団の一員ではないから、アジトまで簡単に見せるわけにはいかなかったんだろう
アジトからそう離れてないというのがわかることから一応信頼はしてもらえてるみたい
資料を渡すとクロロはすぐにそれに目を通す
「特質系の念能力で、占いは100%当たるって評判で十老頭にもファンがいるみたい」
クロ「十老頭に?」
資料から目を離すことなく私に聞く
「うん、これは私の推測なんだけど、十老頭の占いの結果にクモのことが書かれると思う」
"そうなると何が向こうも手を打って来るはず"
クロ「たしかにな、厄介だが...是非とも欲しいな」
クロロが欲しいと指したものが、ネオンの念能力の占いであることがわかった
「幻影旅団ってはっきり占いにでなかったら中途半端な警備になるかもだけど」
直接ネオン・ノストラードの占いを見たわけじゃないしね
クロ「わかった、他のメンバーに伝えておこう。ご苦労だったな、情報料は口座にいれておくよ」
「ありがとう!ならまた何かあったら連絡してね」
廃墟を出てホテルに戻る途中、空を見上げると大きな月がでていた
「うわ!綺麗!」
9月1日まで後少し、どうかクラピカがその日を過ぎても元気で生きていますように。
月に向かって目を瞑りお願いした
流星街で奪うか奪われる環境の中で育った私が神頼みなんて、クモのみんなが知ったら笑うだろうか
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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...!続編の更新心待ちにしてます! (7月15日 23時) (レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました!本当にコメント嬉しいですありがとうございます!! (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…!!ゆっくりで良いので更新がんばってください!!! (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです!ありがとうございます( ; ; )めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです!もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います!(笑) (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました!めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています!鬼滅の話も是非書いてください〜!私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キララ | 作成日時:2019年4月6日 22時