第254話 ページ35
なんとなくずっと無言で話を聞いているが、土方さんはどうもあの妖刀を売ろうとまでしているらしい…侍の魂なのに!!
妖刀、ときいて思いついたのか…私は銀ちゃん達に連れられ刀鍛冶屋、鉄子ちゃんのお店に来ていた
鉄子「この表と裏…揃った波紋……間違いない、村麻沙だ」
A「村麻沙?」
鉄子ちゃんの話によるとこうだ
室町時代の刀匠、千子村麻沙によって作られたによって打たれた名刀だという
その切れ味も去る事ながら、人の魂を食い尽くす妖刀としても知られているそう
…ここまで聞いてとりあえず土方さんはボッコボコにされていた
この刀で母親に斬られた息子の魂が憑りついているらしい
因みに何故斬られたかはアニメを見る事をオススメすr((銀時「それ完全にめんどいだけじゃねーか!!」
A「あぁめんどくせーよ!土方如きになんでこんなに文字入れなきゃいけねぇんだ!!もっと私の出番増やせよ!主人公だぞっ!?」
鉄子「…まぁヘタれたオタクになってしまうんだ、ただ贋作も多い刀だ。例え本物だとしてもその伝説が本物だという確率はさらに低いだろう…」
その次の一言が私を驚愕させた
鉄子「こいつが正真正銘、妖刀村麻沙なら…最早その男の本来の魂は残っていないかもしれない」
A「嘘…」
鉄子「もう本来のソイツが戻ってくる事はないかもしれな……」
その時、確かに私は懐かしい煙の匂いを嗅いだ
後ろを見ると土方さんが煙草を吸っていた
銀時「お前…まさか…!」
土方「やれやれ、最期の一本吸いに来たと思ったら…目の前にいるのがよりによってお前等か……俺もヤキが回ったもんだ」
A「さ、最期だなんて言わないでよ…ッ」
ふぅ…と煙を吐いてから私達に向かって彼は最期の言葉を発した
土方「いいか…てめぇらに最初で最後の頼みがある……」
「頼む…真選組を……俺達の真選組を………護ってく、れ……」
A「や…!土方さん…土方さん!!」
そうして彼の最期の言葉は終わった
昔みたいに…私の頭を乱暴に撫でてから消えて行った
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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω`) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです!このシリーズ1から全部見ました!!合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください!応援してます(*´∀`) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます! (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なくら | 作者ホームページ:http://nakura/hosizuki1
作成日時:2014年1月16日 19時