第237話 因みに新しい刀の読み方はリンドウカ ページ17
A「…そっか、岩を斬ればいいんだ」
総悟「何の話でィ?」
スッと竜胆香を抜くと、隊士達はその黒さに驚く
隊士1「えぇ!?なんスかその金属感皆無の刀!」
A「アイツの荷物漁ってたら見つけたから貰ってきた」
隊士2「で、でも岩なんて斬れる筈ないですし…失敗したらどうすんですかｯ」
A「別にまだ私の物じゃないし…土方さん辺りのせいにすればアイツも許してくれるって」
ヘラヘラと笑いながら黒々とした刀を岩に向けると、近藤さんは折れるとふんだらしく耳を抑えた
ﾌﾞﾝｯと刀を振ると、何も起こらなかった
A「…あり?」
山崎「岩…斬れてない?」
総悟「その刀も折れてねぇや…どういうこった?」
そのとき、岩がズシンッと大きな音を立てて崩れた
A「わーい本当に斬れたー!!竜胆香ちゃんは名刀に違いないっ」
わーいわーいと中庭をピョンピョン飛び跳ねる私を茫然と見る近藤さん達
山崎「え、えぇ!?いやいや普通刀で岩斬るなんて駄目だって!!やったらこの世界の基準おかしくなっちゃうでしょ!!?」
A「うるせぇよザキだからいつまでたっても…そのあれ、あれになれねぇんだよ」
山崎「突っ込むなら思いきり突っ込もうよ、絶対言葉が出てこなかったんだよね?そうなんだよね!?」
総悟「しっかし本当に岩をも斬り裂く名刀があったとァねぇ…おいA、ちょっとそれ貸せ」
A「嫌な予感しかしないから貸さないよ…ったく、私そろそろ見廻りの時間だから。ばいばい」
またもや折られてはたまったものじゃないので、私は足早に屯所を後にした
IN 街
ブラブラと街の平和を見届けながら私はお団子を食べていた
A「おばちゃーん!みたらし団子もう2本頂戴な」
店長「ったく…アンタは本当にみたらしが好きねぇ。沖田君と来てもみたらしばっかじゃないか…ほらよ、2本サービス」
A「マジで?!おばちゃん大好き〜!」
もぐもぐとサービスのお団子を食べると、唐突におばちゃんが話を切り出した
店長「で?沖田君とは何回したんだい?」
A「ん〜?何を〜?(ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
店長「何ってアンタ…ナニよ」
A「ｹﾞｯﾎｹﾞｯﾎｯ!!うっ詰まった…ｹﾞﾎｯ!」
第238話→←第236話 ミツバ編は英雄を聞きながら読んで欲しいって書き忘れたからここに書いとく
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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (
レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω｀) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです！このシリーズ１から全部見ました！！合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください！応援してます(*´∀｀) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます！ (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なくら | 作者ホームページ：http://nakura/hosizuki1
作成日時：2014年1月16日 19時
