第235話 過去最高84位ありがとうございますッッ ページ15
A「え……?」
ごめん…そう謝る総悟に驚き総悟の顔を見つめる
さっきまではこの体勢をどう変えようか、どうやってここから逃げようか…そんな事ばかり考えていたけれど
総悟「すまねェ…本当にすいやせんでした……」
今にも涙が零れ落ちそうな…泣きそうな顔で私を見る総悟に、不思議と固くなったなにかが壊れて行った気がした
…あれ、なんで怒ってたんだっけ?
A「総悟……私もごめんなさい」
総悟「わりぃのは俺でさァ…Aに甘えてばっかで……ひでぇ事も言っちまって…っ」
A「わ、私だって…ほっぺ叩いて……万事屋に逃げて…皆の事心配させちゃって………ごめん」
総悟「俺だって叩いちまったじゃねぇかィ…お互い様でさァ」
スッ…と私の左頬に優しく手を添える総悟
その手はガラス細工をさわるように優しく、大事そうに私の頬を撫でた
すると総悟が口を開く
総悟「…でもお仕置きしなきゃいけやせんねェ」
A「え」
フッと少し黒い笑顔で私を見下ろし、言葉を紡ぐ
総悟「旦那とナニでもしようとしてたんですかィ?悪い子だねィ」
A「は、はぁ!?銀ちゃんはそんなのじゃないし!神楽ちゃんとお風呂で遊んでただけだよ!!」
総悟「うるせぇお仕置きはお仕置きでさァ」
それがさっきまで泣きそうな顔で謝ってた奴の態度かよっ!!!
怒ろうと思い開いた私の口には何やら生暖かいものg……
A「んん…!」
何度やられても慣れない深いキスに顔が熱を帯びるのがわかる
目の前にいる彼の顔は……
総悟「これからですぜ?…A」
とても楽しそうでした
・
・
次の日
A「はぁ……」
近藤「あっAちゃん!総悟と仲直りできたか?」
A「まぁ…はい」
近藤「どうした?体調でも悪いのか?」
A「いやぁ……腰痛くて」
近藤「……Aちゃんの純潔がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!」
A「あっ!ちょ叫ばないでくださいよ!!」
数日間、隊士達からは距離を置かれるハメになったのであった
第236話 ミツバ編は英雄を聞きながら読んで欲しいって書き忘れたからここに書いとく→←第234話
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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω`) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです!このシリーズ1から全部見ました!!合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください!応援してます(*´∀`) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます! (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なくら | 作者ホームページ:http://nakura/hosizuki1
作成日時:2014年1月16日 19時