『続きする?(2)』マサイ×恋人 ページ42
No side
マ「ちゃんと待っててくれたんだ」
窓の外は夕日に赤く染まり、教室にはこの2人しか残っていない。
マ「何、なんか期待してんの?例えば……キスとか」
『し、してないしてない!!』
あからさまに慌てるA。そのわかりやすい否定にマサイも口元に手を当てて照れる。
マ「可愛すぎ……w なぁ、キスしていい?」
『こ、ここで!?学校…!』
マ「関係ないだろ。今日はAからして?滅多にしてくれないんだし」
壁に詰め寄って、Aの背中が壁についたところで、マサイの手が彼女の顔の横につかれる。
マ「あんま照れた顔すんなよ。歯止め効かなくなる。ほら、して」
『でも…』
マ「早く」
追い詰められたA。鼓動はどんどん速まって近くにいる彼にまで聞こえてるかもしれない。
彼は折れないだろう、と観念して目の前の肩に手を置く。ぐっと背伸びして近づくが、身長差で届かない。
『ちょ、届かない…!//』
マ「可愛いw じゃもうちょっと近くね」
さっきより近づき、Aはまた背伸びをする。そして唇が優しく触れて、ゆっくりと離れる
『ん…っ!?//』
直前、離れようとした唇がまた押し当てられる。彼の肩を押すもビクともしない。
『ちょ…んっ…マサイ…//』
息をしようと開けた口に舌が入り込んできて、口内を掻き回すように舌に絡んでくる。
『んっ…も…すとっ、ぷ……!』
マ「ん……はぁ…だめ…」
マサイはAの頬に手を添えて、更に深く口付ける。制服で、しかも学校でするキスは、彼女の体温を上げ、心臓を高鳴らせる。
次第に足に力が入らなくなってきて、マサイの制服の袖を握りしめる。それに気づいてマサイはキスを止める。
マ「……やり過ぎた?お前が可愛すぎた」
『はぁっ…もう、力入んない……。』
マ「ごめんな?落ち着くまでこうしてるから」
そう言ってAを抱きしめるマサイ。彼女のシャンプーの匂いが鼻を掠めて心を掻き立てるが、グッと我慢して堪えた。
少しして呼吸が落ち着くのを確認して、抱きしめていた腕を解いた。
マ「もう大丈夫か。……今日、俺ん家来て続きする?」
『っ…// 今日は遠慮しときます…っ!//』
マ「じゃあ今日じゃなければいいの?」
マサイが悪餓鬼のような笑みを浮かべて言うと、Aは照れたように言う。
『そういうことじゃないけど……//…でもマサイならいい、よ…?//』
今度はマサイが照れる番。
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らいあ(プロフ) - Chさん» 返信遅れてすみません!! イエスいいですよね……最初聞いた時感動しましたw ありがとうございます! (2019年12月18日 6時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - こんにちは!先程イエスを読みました!読む前にタイトルで、もしや?と思ってましたら、当たってました(о´∀`о)!この曲、大好きなので、楽しくニヤニヤしながら読んじゃいました。 (2019年8月27日 10時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - Nさん» 生きててよかっただなんて……!とてもとても嬉しいです!ありがとうございます(´▽`) (2019年7月28日 7時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
N - はっ!? 最高…ぐはっ…(鼻血) 生きてて良かった〜 この小説読めて良かった〜 これからも、頑張ってください!応援します!^^ (2019年7月28日 5時) (レス) id: f343a7c66b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - みかん丸さん» ありがとうございますっ!頑張りまっす! (2019年6月29日 16時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいあ | 作成日時:2019年4月10日 22時