『優しく愛して』シルク×恋人 ページ40
Aside
『ねぇ、これどういう状況?』
シ「どうって、そのままの意味だけど」
『……恥ずかしいから離れて…?』
私がソファーでゴロゴロしながらスマホをいじっていたら、急にシルクに取り上げられて、ほぼ床ドン状態になってる。
シ「なんか…A見てると抑えらんねぇ」
『え、ちょ…どういうこ___ん…!』
シルクとの距離がだんだん近づいて、唇が触れる。女の私が抵抗しても男のシルクには勝てなくて。やがて息が続かなくなって彼の胸を押すと離れた。
シ「ん……。っは、ぁ……、ごめん、強引にとか、キモかったよな俺…」
『……なんでいきなりこんなことしたの』
シ「俺ら、付き合ってんのにキスもあんましたことねぇからしたくなって……。Aの気持ちも考えずにごめん…」
『……まぁ、嫌じゃないって言ってなかった私も私だからいいけど…、急にされるとびっくりするよ?』
シ「ん、次から気ぃつける」
『なぁに、その言い方ー!気をつけます、でしょ?w』
むにーっとシルクのほっぺを摘んで揺らす。「いひゃいいひゃい、やーめーおー!」と彼はされるがままに顔を振る。
シルクの下で爆笑する私。すると、突然彼に腕を掴まれて、その手を止めた。
シ「てことで、今からしたいんだけど、いい?」
『ぇ…』
シ「どっち?なんも言わないといいってことでやるけど?」
『えっと……、や、優しくして…ね?』
シ「ふっw あたりめーだ」
微笑んだシルクが私のおでこにキスを落とす。
『ちゃんと、いっぱい愛してね?』
シ「っ……//お前、優しくやらせる気ねぇだろ。ベッド行くぞ」
『あ…やばい、シルクが本気モードになっちゃったかも……』
シ「んな事言われて本気にならねぇアホがどこにいるんだよ」
『ちょ、まって……わっ!』
背中と膝裏に彼の腕が回って、軽々持ち上げられる。お姫様抱っこなんてこの歳になってやられると思ってなかった。
シ「お姫様抱っこなんてこの歳になってやると思ってなかったわw」
『ふふっ、私も同じこと思ってたよ笑』
シ「ま、今から俺以外考えられなくしてやるけどな」
ベッドの上に優しく下ろされて、さっきと同じ体制になる。ベッドの上だと重さでソファーより沈み込むから、さっきより近く感じる。
『あなた以外のこと考えるつもりはなかったけどね、王子様?』
シ「愛してやるから覚悟しとけよ、お姫様」
また唇が触れ合って、今度は優しく、深く、愛し合うように。
_____私を優しく愛して。
『続きする?』マサイ×恋人→←『6月3日(3)』ザカオ×友達(mem)
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らいあ(プロフ) - Chさん» 返信遅れてすみません!! イエスいいですよね……最初聞いた時感動しましたw ありがとうございます! (2019年12月18日 6時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - こんにちは!先程イエスを読みました!読む前にタイトルで、もしや?と思ってましたら、当たってました(о´∀`о)!この曲、大好きなので、楽しくニヤニヤしながら読んじゃいました。 (2019年8月27日 10時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - Nさん» 生きててよかっただなんて……!とてもとても嬉しいです!ありがとうございます(´▽`) (2019年7月28日 7時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
N - はっ!? 最高…ぐはっ…(鼻血) 生きてて良かった〜 この小説読めて良かった〜 これからも、頑張ってください!応援します!^^ (2019年7月28日 5時) (レス) id: f343a7c66b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - みかん丸さん» ありがとうございますっ!頑張りまっす! (2019年6月29日 16時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいあ | 作成日時:2019年4月10日 22時