『傍にいる(4)』マサイ×親友 ページ16
Aside
『……それは、ごめん。もっと…頑張って直すから＿＿』
効果音が付きそうなほど勢いよく、目の前の彼が立ち上がった。
マ「違ぇよ、そうじゃねぇ！……なんでそうなるんだよ！
お前が完璧じゃないってわかってても、俺はずっとお前といただろーが！
俺がいるって話だよ！」
震えた声で私が言葉を絞り出すと、マサイくんは怒ったようにそう言った。
マ「……もうこの際だから言うけど…、俺はずっとお前のことが好きだった！
いや、今だって…好きだ！
それはこの先も変わらねぇ。
だから、俺だけは絶対お前から離れない。」
自然と私の瞳からは涙が溢れていた。拭っても拭ってもとどまるところを知らず、延々と零れ落ちる。
『………本当の私でも、いいの…、かな…？』
マ「当たり前だろ。AはAらしくいなきゃ。」
マサイくんは優しく包み込むように私を抱きしめてくれた。私も彼の背中に手を回して抱きしめ返した。
マ「俺は、どんなAでもずっと好きだ。」
『………私も、好きです…。』
マ「………はぁ!?え……、マジ、で……？」
『何度も言わせないでよっ……！』
マサイくんは手の甲で口元を隠して、顔が赤いのを必死に隠そうとしている。それでも、耳は真っ赤で、隠しきれていないのだけれど。
マ「……ちゃんと、もう一回言う……！
Aのこと、ずっと好きでした。俺と…付き合ってください。」
『……はいっ…！』
マ「っだぁぁ……、めっちゃ緊張すんなこれ…w」
脱力して互いに微笑み合うと、そっとカーテンが開いて誰かが顔を覗かせた。
私たちは二人とも肩を跳ねさせて驚いて、その人物に鼻で笑われた。
ダ「あのー。お前らの荷物もってずっと突っ立ってるの結構きついんだけど、まだ？www」
マ「ダーマ!?おま、いつから！」
『は、恥ずかしい……//』
ダ「俺用事で先帰るから、お前ら二人で帰れよ？」
後半の部分を強調して荷物を押し付け、ダーマくんは言ったとおり保健室を出てしまった。
きっと用事もないのに、二人で帰らせる為だろう。
マ「帰ろうか。……手、繋ご？」
『膝枕しましょう』ンダホ×兄妹→←『傍にいる(3)』マサイ×親友
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らいあ(プロフ) - Chさん» 返信遅れてすみません!! イエスいいですよね……最初聞いた時感動しましたw ありがとうございます！ (2019年12月18日 6時) (
レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
Ch(プロフ) - こんにちは！先程イエスを読みました！読む前にタイトルで、もしや？と思ってましたら、当たってました(о´∀`о)！この曲、大好きなので、楽しくニヤニヤしながら読んじゃいました。 (2019年8月27日 10時) (レス) id: 14fa37869b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - Nさん» 生きててよかっただなんて……！とてもとても嬉しいです！ありがとうございます(´▽｀) (2019年7月28日 7時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
N - はっ！？ 最高…ぐはっ…(鼻血) 生きてて良かった〜 この小説読めて良かった〜 これからも、頑張ってください！応援します！^^ (2019年7月28日 5時) (レス) id: f343a7c66b (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - みかん丸さん» ありがとうございますっ！頑張りまっす！ (2019年6月29日 16時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいあ | 作成日時：2019年4月10日 22時
