大きな小人の恋【HQ!!】[星海光来]

その30 ページ30

ついに5日！！
昨日は理乃ちゃんのお家で女子会兼デート服を決めよう！
ということで理乃ちゃんを可愛くしてきました！
もちろん理乃ちゃんには秘密にしてたよ？
理乃ちゃんほんとに可愛い……(重症)
光来(また君付けで怒られた)ともRAINで話したりして
色々決めた。


「行ってきまーす！」
母「はーい」
父「……行ってらっしゃい…」

お母さん…娘がかわいいのに男ってのが悔しいよ…なんて父が呟いてた。もう…。

今日の私はですね！

・お団子
・白のロングカーディガン
・オレンジの花柄のブラウス
・デニムの短パン
・オレンジ色のサンダル
・オレンジ色のカバン

です！オレンジで夏っぽく！！まだ夏っぽくないけど！！
メイクもちょっとオレンジっぽくしました！
京ちゃんに電話したところ「可愛く！でもあざとすぎない程度ね、髪型とかいつもとちょっと変えてみなよ」との事。
せっかくの2人だし、(まぁ尾行目的なんだが。)可愛いと思ってもらいたい！

「光来はー…まだ来てない、かな？」
スマホ弄ってよ。
しばらくすると、トントン、っと肩を叩かれた。
光来！！と思って振り返ると、知らない男。

「えっ、誰ですか…？？」
男「君今暇なの〜？暇だよねぇ〜？俺たちとお茶でもしない？」
「いやしないです」
男「そう言わずにさ！ほらっ！」ｸﾞｲｯ
「ちょっ、ちょっと辞めてください！」

腕を掴まれる。嫌だ！光来も来てないし仮に来たとしてこんなとこ見られたくない！！！！

「辞めてｯ…よっ！！」ﾊﾟｼﾝｯ!
思い切り男の手を振り払う。あっ…爪が当たった？
男「ッてぇ！てめぇ優しくしてれば調子乗りやがってｯ…！！」

やばい、怒らせちゃった！あ、殴られ……









ﾊﾟｼﾝｯ!
？「お前、何やってんだよ」

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