大きな小人の恋【HQ!!】[星海光来]

その24 ページ24

理「〜で、一緒に出かけられるの｣
「…！！！！理乃ちゃん！良かっだねぇぇぇ！！」
理「ちょっ、なんでそんなボロボロなの！？第1「役」だし！！あ、あぁもう！！」


でも、役でもなんでも昼神くんの隣を堂々と歩けるんだ、良かったね理乃ちゃん！！私も頑張るよ！！

まずは光来くんと話そう！！

理「お昼一緒に食べてくれば？？」
「？誰と。」
理「星海。あいつ、幸郎といつも食べてるでしょ。私今日幸郎と5日について話し合わないとだから光来空いてるよ？」
「ｳｯ…さ、誘いたい…ﾃﾞｽ…」
理「よし、頑張って言ってきな！白馬に邪魔される前に！！｣
「う、ん」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あ、あのぉ〜…星海君いますか…？？」
A「星海？ちょっと待ってね。」

クラスの女の子に聞いてみる。別に男子とも話せるけど、女子の方がいいじゃん？


A「ごめんね、今ちょうど居ないみたい。なんか伝える？伝えよーか？」
「あっ、大丈夫！また来る…と思う、から！」
A「そっ？じゃあいいや！」
「ありがとう！」


光来くんいなかったか〜。いつ来ればいいかな…


あ、いるじゃん光来くん。


「こ…」





あ、今だめだ。今入れない、私。
光来くんは女の子と楽しそうに話してて、
なんだかカップルみたい、かも。
女の子は小さくて可愛い。
私とは違うな。私みたいに大きくないし可愛い子。

…光来くんはあーいう子が好きなのかな…



嫉妬、ってわかってる。胸がズキズキして痛かった。今頃ご飯誘ってお昼には仲良くご飯！を想像してたのに、一気に現実に戻された感覚。




「…光来くん。その子だれ…？
………辞めよ、教室戻んなきゃ。」

ポツリと呟いた言葉はすぐ消えた。

彼女でもないのに、嫉妬だなんて。恥ずかしいぞ。

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