その2 ページ2
「はぁ〜〜……………」
昼「どしたのそんなおっきいため息ついて〜」
「昼神くん！！光来くんは！？」
昼「光来くんならもう自分のクラスだよ」
ニコリと昼神くんが笑う。
「なんだ…はぁぁ…」
昼「光来くんじゃないけど話なら聞くよ？」
「……」
「また……その…」
昼「？？」
「伸びてたんだよぉ…身長が…！！」
昼「そんなこと！？いいじゃん。嫌なの？」
「嫌だよ！！光来君より大きくなっちゃう！！」
そう。何を隠そう私はでかいのだ。
あ、身長が、だよ？？そう。それが問題なんだ。
私の好きな人は何を隠そう星海光来くん。
でも、光来くんは小さい。男子にしては小さいのだ。
私は168.8cm。しかも、まだ私は身長が止まらないときた。このまま光来くんを追い越してしまったらどうしよう…！
「このまま光来くんを追い越してしまったらどうしよう…！！！！そしたらもう女子としてなんか見て貰えないよ！！あぁもう身長止まれ…ｯ！！」
昼「その前に話したことあるの？光来くんと。」
「…あ、ある！まえ階段で話した、よ？」
昼「ふーん、どんな話？」
「えっ、えっと…」
−−−−回想−−−−
ﾄﾞﾝｯ、ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ！！
「ぉわっ！あ、あぁ〜！！落ちちゃった…」
ふざけてた男子とぶつかって階段に委員会のファイルとかプリントをばらまいてしまった。
「拾うのめんどくさいよ〜…ぶつかった人どこ行ったの〜！？」
そのまま男子は行っちゃうしプリントぶちまけたし最悪だ。とか思ってたら
星「おい！お前ら！！ぶつかってる！！ってもうどっかいってんのかよ…」
ったく、といってこっちに歩いてきたのは光来くん。
星「大丈夫か？怪我ない？」
「あっ、う、うん。ありがとう…」
星「おう。これ拾っていいか？」
(え、自分がプリントぶちまけたわけでもぶつかった訳でもないのに拾ってくれるの…？？神…！！)
「ありがとう！お願いします…！」
−−−−回想終了−−−−
「ね！？話した！！」
昼「うん〜？話したのかなそれ？？」
「話したの！！」
昼神くんは意地悪だ。確かに話したに入らないかもしれない。けど、これが私の恋の始まりだったんだ。
4月の話。それからは話したことがない。クラスも違うし、委員会も違う。大体誰かと一緒だし。話しかけられなかったのだ。そんなんでもう7月になろうとしている。
「このまま卒業まで話せなかったらどうしよう…」
光来くんと話してみたい。
−−−−−−
長いですごめんなさい！
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りおん。(プロフ) - こもりくんの漢字違う気がします、古森だと思います、図々しくすみません (2021年2月28日 15時) (
レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星まる。 | 作成日時：2020年5月26日 19時
