検索窓
今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:33,638 hit

補習(2) ページ20

補習は午前中だけ

お昼前には帰れる

山「大ちゃーん!」

帰ろうと思っていたら教室に山田が入って来た

高1にして高2のフロアに来れるのは凄い

有「山田じゃん
どーしたの?」

山「俺、補習!
大ちゃんも補習だって光くんが言ってたか
ら馬鹿な仲間に会いにきた」

有「高1から補習するほど俺は馬鹿じゃないですぅー!」

山田は俺の弟みたいだ

冗談ばっかの会話をして大爆笑している

山「大ちゃんさ、これからご飯どうする?」

有「あー、予定はないけど」

山「じゃあ、新しく出来たカフェ行かない?」

山田はカフェ巡りが趣味

チビでバカなクセに

有「いーよー」



店員「いらっしゃいませ」

カフェは外見からオシャレでちょっとだけ気が引き締まった

店に入ったら予想通りザ・オシャレな感じだった

何名様でしょうか、2人ですみたいな飲食店恒例のやりとりをして案内された席についた

店員「いらっしゃいませ」

席を案内してくれた店員とは違う店員が水とお手拭きをもってきた

店員「本日のランチはAセットになります」

有「え…、伊野尾?」

店員「…!、有岡」

山「?」

有「伊野尾だよね?」

店員「そーだよ…」

有「やっぱり!」

伊「お決まりになりましたらそちらのベルでお呼びください」

話しを区切るように店の人にこう言いなさいと言われているだろう言葉を言って戻って行った

山「大ちゃんあの店員さん知ってるの?」

有「うん、同級生
ほら、裕翔の行ってた手際のいい人」

山「あー、成績が学年トップで大ちゃんと真逆の人か」

有「それ失礼じゃね?笑」

山「へー、どんな人なの?」

有「あんまよく知らないよ」

山「そーなんだ、なのによく声掛けたね」

山田の言った通りだ

別に嫌いなのに何故声をかけたんだろう

有「なんか、気づいたら掛けてた
まぁ、話したことはあったし」

山「ふーん」

苦しい言い訳みたいな事をした

山「どんな会話したの?」

有「うーん、会話っていうか俺が本を本棚に片付けようと思ったんだけど届かなくてその時に助けてもらったの」

山「大ちゃんちっちゃいからね笑」

有「お前もな」

山「まぁ、でもそれでキュンキュンして好きになっちゃったと」

有「は、はぁ?」

好きになった?

俺が伊野尾を好きに?

頭にそんな同じような疑問が浮かぶ

山「え、好きじゃないの?
伊野尾くんの話する時いつもの大ちゃんじゃないし」

俺は伊野尾が好きなのか?

補習(3)→←補習(1)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
設定タグ:いのあり , 学パロ , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

けいき(プロフ) - ありがとうございます!コメントされるってこんなに嬉しいんですね♪学生なので更新がすっごい遅いですけど楽しんくださると嬉しいです! (2017年11月23日 0時) (レス) id: a361c1b785 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - 見ていてキュンキュンします((*´艸`))更新楽しみにしています! (2017年11月7日 0時) (レス) id: c115787bd4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:けいき | 作成日時:2017年9月29日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。