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NJ side
「こんにちは。」
「こんにちは。」
そう言って一度お辞儀をしたその顔は、
「え、Aちゃん？」
見覚えのある綺麗な顔でした。
「私のこと覚えてたんですか？」
驚いたような表情の彼女。
「そりゃ綺麗だからね。」
なんてマンネラインなら言いそうだけど、
「うん。」
僕にはいえないや。
「BTSの方って本当にファンサービスすごいんですね。」
本人は無自覚だし。
「あっ、サインするね。」
そもそもサインが趣旨なのに、すっかり忘れるとは情けない。
「お願いします。」
毎度毎度丁寧にお辞儀する彼女が少し面白くて、
「あれから僕らのファンになったりした？」
なんて聞いてみれば、
「名前だけ調べました。」
と返ってくる。
「じゃあ、僕の名前は？」
「ナムジュンさん？」
自信がなさそうに聞いてくる彼女が面白くて、
「また来てね。」
そんな当たり前のことしか言えなかった自分が情けなかった。
，
，
JN side
「あー、Aちゃん！」
若干疲れ気味の僕の前に来たのは、
見覚えのある女の子だった。
彼女は驚いて、
「BTSの記憶力欲しいー！」
なんて呟いてる。
なんていうかね、綺麗な子って忘れられないんだよね。
あ、もちろんarmyは顔とか関係なく好きだけどさ。
「綺麗だね。」
とストレートに言えば、
「イケメンに言われたくありませんが。」
と言われる。
「まぁ、確かに僕はイケメンだよねー。」
「中身までイケメンだとは言ってませんが。」
即答。
ここまで僕にズバッと言ってくる子ほとんどいないよ。
やっぱり面白いなー。
「やー、クールだね。」
「本音を言っているだけの、性格ブスです。」
しかも自分で性格ブスとか言ってるし。
面白くなってじっと見つめていると、ハッと気づいたように、
「あぁ、すいません。見た目もブスでした。」
なんで謝ってくる。
スタッフさんの声でずれる前、
「会えてよかったです。ありがとうございました。」
という声を聞いて、
疲れていたはずの心が、
いつのまにか軽くなっているのを感じた。
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ゆうき(作者) - 天才だなんて、、、嬉しいです！久しぶりのコメントにテンション上がって更新しちゃいましたー (2018年9月22日 18時) (
レス) id: 6ea6eca9ab (このIDを非表示/違反報告)
バンタン(プロフ) - 天才ですか作者さん。 (2018年9月19日 21時) (レス) id: c2f943b7be (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - ご指摘ありがとうございます。直しました。 (2018年8月20日 18時) (レス) id: 6ac6b6f90e (このIDを非表示/違反報告)
まりの(プロフ) - 指示するようですみません！12が抜けて13と14になってます！ (2018年8月20日 2時) (レス) id: fb0f39ed4e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(作者) - この作品では初めてのコメント、とても嬉しいです。そんなに褒めていただけるなんて、作者感激です！これからも頑張ります！ (2018年8月16日 0時) (レス) id: 6ac6b6f90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうき | 作成日時：2018年8月14日 21時
