【地縛少年花子くん】奈菜羽と茜の恋語☆

六話　テスト ページ9

奈『テ、テテテテスト…？』

茜「うん。…大丈夫？」

マッタクダイジョウブジャアリマセン

奈『テストイラナイ』

茜「と言いつつ毎回20位以内に入ってるよね」

ソレハガンバッテベンキョウシテルカラデス

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奈『お、終わった…！』

茜「お疲れ。どうだった？」

茜くん…心配してくれてるけども…

奈『毎回1位の人に心配されるのは…』

ちょっと…いや、大分心が…

奈『何で毎回1位なの〜…』

茜「日頃の積み重ねかな」

奈『ですよね〜…』

ああ…テスト、返ってこないでください…

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奈『花子さんって、テスト得意？』

花子さんもテスト良かったら、私…

花「いや、テストは苦手だったカナ」

…仲間ー！

奈『仲間ー！』ガバッ

花「ちょっ、何で抱きついてるの！？」

…あれ？何で私、花子さんに触れるんだ？

奈『もしかして…私、死ん』

花「いや、それは違うと思うよ。…ねえ、イズモ、何かさ、霊に貰った物ってある？」

…それ、黒い鶴さんのこと？

奈『うん！黒い鶴を貰ったよ。何か、花子さんに似てる人がいて、最初は見えなかったけど、貰ってから見えるようになったんだ〜…って、花子さん、どうしたの？』

何か、ボーッとしてるけど…

花「あ…いや、何も。その子の名前、知ってる？」

んー…確か、司くん？

奈『確か、司くんって名前だったよ！甘えんぼで、かわいかったよ〜』

…ん？花子さん、またボーッとしてる…

その子と何か、あったのかな？

うーん…この話題は置いとこう！

奈『それよりさ、花子さん！花子さんって、ドーナツ好き？作ってきたんだけど…』

花「え！？まじ！？やったー！」

ドーナツ好きなのかな？また作ってきてあげよ

奈『はい、どうぞ。普通のだけど…美味しい？』

花「うん！ありがとう！」

子供みたいにはしゃいでる花子さん

可愛いなあ…

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司「ナーナーハ！」

奈『わ、司くん！』

いきなり…って、あー！

奈『そうだ！司くんから貰った黒い鶴、没収されちゃった！ごめんね！』

司「うん、知ってるよ！何か、ムカつくことが入ってたなー」ﾎﾞｿｯ

奈『ん？何か言った？』

司「何も？はい、黒い鶴」

あ、黒い鶴、またくれた！

司くん、優しいなー…まるで、

昔の…お兄ちゃんみたい

奈『ありがとう！司くん』

司「どういたしましてー」

その後、私と司くんはたくさんお話をしました

…廊下でね！笑

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