二話 帰り道 ページ4
茜「…奈菜羽さん」
奈『ん？なぁに？』
キモイとか言わないで←
なぁに？とか、ぶりっこか、私
茜「…女子トイレで、何してたの？」
うわぁ…怒ってる
あれだね、逃げてたくせに話してたからね、うん
まあ、正直に言おう←？
奈『花子さんと話してたー』
茜「…ふうん…」
あ、あれ?不機嫌?
茜「…それで、何を願ったの?」
あ…後ろに黒いオーラが…
…うん、嘘をつこう☆
奈『人生相談』
茜「…僕で良かったら、話聞くよ?」
…哀れみの目を、向けられた…
…でも、どこかほっとしてるような表情をしてる
…期待してしまう
奈『あー…今度、聞いてもらおうかな』
茜「辛かったら、僕に言ってね」
奈『ありがとう』ニコッ
茜「！///」
あれ…？顔赤い…
奈『大丈夫？風邪引いた？』
茜「い、いや…大丈夫」
そっか…なら良かったよ
…あ、そうだ！
奈『でも、風邪引きかけかもしれないし、飴なめる？』
茜「…じゃあ、貰おうかな」
…やっぱり、飴は持ち歩く物かな…
奈『ぶどう味と巨峰味があるけど』
茜「全部ぶどうだよね！？」
奈『嘘だよ。レモン味も林檎味も苺味もあるよ』
茜「無駄に種類が豊富だね…」
そう言いながら、林檎味を貰ってくれる茜くん
袋を貰う仕草は、天使のように見えてしまう
ああ、惚れてるんだなと、実感してしまう
そう考えていると、家についた
奈『あ、家着いた。じゃあねー』
茜「うん。“さようなら“」
“さようなら“
この言葉が、心にグサッと刺さる
まるで、脈無しだ、と私に伝えるように
ガチャッと音がして、ドアが開いた
私は、寝るまでの間、茜くんのことを考えていた
…そういえば、茜くん
私の家と反対方向なのに…何で、一緒に帰ってくれたんだろう
気になるなあ…でも、きっと
課題…提出してないから、だろうなあ…
…明日、二日分、ちゃんと持っていかないとね
つんつん
奈『あははっ、つつかないでよ、鶴さん』
前、花子さんに似てた人に貰った、黒い鶴
最初は見えなかったけど、貰ってから、幽霊が見えるようになったんだっけ…
明日、茜くんに見せよっと
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エユ（このみ☆）(プロフ) - ヨミエルさん» ありがとうございます！アカウント移行してしまっていたので、気づくのが大分遅くなってしまいした…申し訳ありません…最後は、名前固定の秘密を明かそうかなー…と思い、書いてみました！気に入ってくれて良かったです！いつか作る予定なので、楽しみにしてください！ (2020年2月21日 16時) (
レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
ヨミエル - 私も茜くん推し＆loveだったのでサイッコーに面白かったです！あとがきのときの最後、夢主ちゃんの名前が出てきて、夢主ちゃん、意味深というか、とにかく凄く良かったですっ！ また、茜くん落ち、作ってくれたら嬉しいです。 長文失礼しました＼(_ _) (2020年1月18日 19時) (レス) id: 0e24ec4023 (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆（このみ☆）(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます！( ^^)/面白かったようでなによりです(*^▽^*) (2018年10月17日 6時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
レミィ - 完結おめでとうございます！面白かったです！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: eb89fa6efd (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆（このみ☆）(プロフ) - レミィさん» ありがとうございます！(≧∇≦*)小説を書く暇が、ちょこっとですができることがあるので、そのときにちょこちょこ書いたりします(●´∀｀●) (2018年10月11日 19時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木の実☆（このみ☆） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年8月23日 22時
