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258話 ページ10
酒呑童子「彼奴(紫炎)は自分以外の妖怪と関わろうとしない。それどころか自分以外の妖怪を格下に見てる」
洞潔「そんな価値観を持ってるのもあり、他の妖怪の話とかなんて聞こうともしない自己中な奴なのだ」
酒呑童子「しかも自分のしたい事をする為なら手段を選ばないときた。彼奴(紫炎)が魂を集めてる理由は間違いなく大会で優勝し、大王の座を己のものにする為だ」
シン「待ってよ！もしこのまま紫炎を放っておいたら、紫炎に吸収された魂はどうなるの！？」
洞潔「紫炎とそのうち融合し、"2度と戻ってくる事は無い"」
ケータ「そんな……！」
イツキ「ふざけるな！彼奴(紫炎)のそんな身勝手な理由で人の魂を奪われてたまるか！」
シン「ねぇ！魂を紫炎から救う方法は無いの！？」
酒呑童子「1つある。紫炎に吸収された魂を救いたいのなら、紫炎を倒し、魂を開放させる事だ」
ラント「次の目標が決まったな。紫炎を倒し、彼奴(紫炎)が持ってる玉藻前が人間から奪った魂を開放させるぞ！」
アキノリ「だな！」
風夏(朱夏)「急いだ方が良いぞ」
ナツメ「朱夏さん！」
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