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in 北山くんの部屋。





「どういうことですか?」




事情聴取なう。さっきの。


北山くんはベッドに座ってて私はその前の床に。





「え?ダメ?」



「ダメとかじゃなくって!
お母さんに嘘ついたらいけないでしょ?
しかも前から言ってたってなに?」



「んーーーー。あ、そだ。
言霊ってやつ。お前のこと彼女って言っとけばほんとに彼女になるんじゃねー?って思ってさ」





…何その理由!絶対嘘だ!


てか私のことそんなに彼女にしたいと思ってたわけないし!!!騙されないから!!!






「もうちょっとまともな嘘ついてよ」




「まーいいじゃん、んな細けーこと!」




「よくないし!!!玲ちゃん家に連れてくる時なんて言ってるの?」




「あいつ家入れたことねーし」





…えっ、ないんだ。


じゃあ北山くん家に入れてる私ってなんなの?





「ふふ、今ちょっと嬉しがったな」





安定に北山くんはお見通しで


それが恥ずかしくて、否定したくて、必死に言い返す私。






「してないし…!」





彼がなぜ私を彼女だっていう嘘をついてるのか、ほんとにわかんないけど

私自身心のどっかで嬉しいと思ってしまってるのは事実だから最低。







「こっち来てよ」





ポンポンってされたのはベッドの上、北山くんの足と足の間。



彼氏のそこならどんなに幸せ空間なんだろって考えるけど、私たちは偽りのカレカノなわけで…

そんな所にお邪魔するわけにもいかないよ





「やだっ」



「なんで?来たいっしょ?」



「…行きたくない」



「あー、また嘘ついた」



「嘘じゃないから…」



「今二階堂のこと考えてるだろ」





図星すぎてビクッてなる。

ニカを裏切れないっていう気持ちでいっぱいだった。多分ニカがいなきゃ普通に行ってるし…






「大丈夫、なんもしないから」





でたーーーー!チャラ男の名言!

なんもしないわけがないやつ!!!!






「おいそんな睨むかよ」



「絶対嘘だもん」



「まじまじ。母さんいるし。
ちょっとぎゅーってさせてよ?な?」






な?って言いながらそんな色っぽい瞳で見つめられて断れる人いるのかな?



……ぎゅー、だけならちょっとくらいいいよね?

外人は挨拶程度でやるんだし…



っていう謎の思考に至って私はついに………

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82honey(プロフ) - たくさん更新ありがとうございました。切なかったです〜みっくんの秘密気になります(ToT) (2018年10月26日 0時) (レス) id: bebe3edb71 (このIDを非表示/違反報告)
82honey(プロフ) - お返事ありがとうございます。楽しみにしてますね! (2018年10月26日 0時) (レス) id: bebe3edb71 (このIDを非表示/違反報告)
KiNG(プロフ) - 82honeyさん» ありがとうございます!少しずつになるかもしれませんが更新頑張りますね! (2018年10月25日 23時) (レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
82honey(プロフ) - 更新待ってました!ドキドキしっぱなしのお話でダイスキです。お忙しいでしょうけどまた更新されるのを楽しみにしています。 (2018年10月25日 1時) (レス) id: bebe3edb71 (このIDを非表示/違反報告)
やあさん(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!続き楽しみにしてます! (2018年8月9日 16時) (レス) id: 8a456fddb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KiNG | 作成日時:2018年7月31日 18時

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