笑顔とは…… (ページ27)

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あなたside

神『Aちゃん、悪いこと考えなくてええんやで』

「……へ？』

神『私なんて生まれてこうへんかったら良かったのに、みたいなこと考えとったやろww』

「えっと、」

神『逆にな？Aちゃんが産まれてきてへんかったら俺ら出会ってないねんで？すっっごい奇跡やねん』

．

奇跡。

そんなもの信じたこと無かったな。

いままでの生活が当たり前だったから、

今度は、信じていいの？

奇跡は起きるもんだって信じていいの？

淳『信じてええよ。一緒に、な？』

やっぱ凄いな、

私の光のなかった世界に

当たり前のように色んな光を与えてくれてる。

この人たちは何者なの。

神『強いて言うなら、" ヒーロー "ってとこやなww』

……心、読まれてる？

能力者の方ですか？

望『か、神ちゃん？何言うてん？』

重『さっきから淳太と神ちゃんだけでAと話してるけど、何言ってんのかわからへん』

良かった、私だけじゃなかったみたい

神『やって、なぁ？』

淳『A、わかりやすいねんもんww』

…………はい？

神『表情でわかるっていうか、顔に出てんねん』

淳『やから、全部図星やろ？www』

「……間違ってはないですけど。」

照『すご、w』

神『それほど、表情が出るようになったってことやで！嬉しいことやんか～』

濱『笑えるのも時間の問題やなw』

流『Aの笑顔みたいわw』

望『異議あーり！！』

重『なんやねん』

望『最初に話しかけた俺がまだAちゃん呼びなのに淳太とか、重とか流星も！なんで呼び捨てやねん』

重『まぁ、ノリで☆』

望『俺も呼びたい！！Aちゃんええ？』

「呼び方ってそんな重要ですか？」

望『めちゃくちゃ重要！！』

「だったらお好きなように呼んだ貰って大丈夫です」

望『よっしゃ！！！A～(*´꒳`*)♡ﾝﾌﾌ』

照『俺もそうしよっかな～ノリでww』

濱『お、俺も？』

神『俺はAちゃんのままでええわ』

照『謙虚やなぁww』

．

私と自称ヒーロー達の共同生活は、

ゆる～くスタートを告げた。

皆さん親御さんのお許しを受けたようで

飛び上がって喜んでいた。

引越しの準備……しないと。

中間さんが結局別荘を用意してくれた。

それがものすごく広くて

私を含めみんな目を点にした。

．

これからの

私の人生。

どうなんのかな……(苦笑)