2 異能力 ページ2
『私の異能はどんなの?』
<Aの異能も決まってないよ。自分で考えてみる?>
『私は・・・[破船]全てのものを消すことができる異能がいいな。例えば心臓だけ消したり、ほぼ粉にしたり』
なんか破壊神みたいじゃない?この異能力
<破壊神だね!レイチェルとザックは?>
『レイチェルは回復系がいいな。与謝野さんは瀕死の重傷しか治せないから、擦り傷でも病気でも異能でも治すことができる異能がいいね。ザックは・・・・・・[完全犯罪]はあるからね・・・・・・あ!そうだ!相手の死因を偽装する異能はどう?名前は任せるからね』
<いいよ〜。レイチェルは[優しき母]でザックは[完全隠蔽]なんてどう?>
『ザックはもう少し簡単な名前がいいかも。それにすぐにバレるよ』
隠蔽って意味分かるのかな?
<なら[暗闇の中]ってのはどう?>
カッコいいなー
『うん!それが良いね!カッコいいし』
<じゃあ異能も決まったし二人を呼ぶね!>
言い終わると同時に目の前が急に光った。暫くして光が落ち着き、目を開けると二人が立っていた
レ「あれ?ザック、ここ何処?」
ザ「あ"?お前に分からねぇことが俺に分かるわけねぇだろ。オイ、其処のお前。此処が何処か知ってるか?」
マジで二人が目の前にいる。それに私を見ている。今なら死んでもいいかも・・・・・・あっ!質問されてたんだった!!
『此処は擂鉢街。貴方達の住んでいた場所とは違う世界』
レ「違う、世界?」
<落ち着いて、二人共!ちゃんと説明するからAを傷つけないで!!>
〜カクカクシカジカ説明中〜
レ「つまり、貴方がAをこの世界に呼んで手助けとして私達が選ばれたってこと?」
<そうだよ。あとはこの世界にしかない力があるくらいかな>
『異能力って云う常識では起こりえない現象を起こす特殊な力なんだよ。例えば主人公は虎になれるし、手帳に書いてあることを具現化することができる、重力を操ることができたり、異能力を無効化する反異能力者もいるよ』
ザ「その異能力ってやつが俺たちにもあるのか?」
ちゃんと話聞いてたんだ。つまらなさそうにしてたのに
『うん、そうだよ。レイチェルは擦り傷でも病気でも、異能でも治すことができる[優しき母]。でも私達が行く所には回復系の異能力者はいるの。だから秘密にしておいてね。ザックは相手の死因を偽装することができる[暗闇の中]。二人共他の人には教えないように』
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作者名:アンズ | 作成日時:2022年9月16日 20時