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「私ね、ずっと透明な檻の中に閉じ込められてるって思ってた」


JK「透明な檻?」


「そう。誰にも見えない、私にしか見えない檻。一見不自由なんてないように見えて、不自由しかない檻」


JK「うん」





 





ジョングクは私の言っている意味を理解したのか、小さく頷いて、私の頭を撫でた。





 





「あの日、初めてその檻を飛び出したの。どうせすぐ捕まるって思ってた。でも、一度でいいから、外に出たかった」


JK「うん」


「そしたらね…出てみたら、私は、私の世界を見つけたの」





 





あなたが居る世界よ、と笑えば、ジョングクも綺麗な笑顔を浮かべる。





 





JK「おまえはすごいよ」


「なんで?」


JK「外に出て、土足で俺の世界に踏み込んで、あっという間に俺の世界の中心になった」


「……」


JK「俺は俺のことだけ考えて生きてきた。他人にも興味なかったし、どうでも良かった。でもいまは、Aのいない世界を想像できないよ」


「私もだよ、ジョングク」





 





手を合わせ、いまこの時をジョングクと一緒にいられる幸せを噛みしめる。





 





JK「もしあの日、おまえが俺にぶつからなかったら、俺たちは出会ってなかったかもしれない」


「いくつもの偶然が重なって、私たちは出会った」


JK「それって、運命だと思わない?」


「思っちゃうよね」





 





ふふふ、と笑えば、ジョングクも柔らかな笑みを浮かべる。





 





「ジョングク、あの日、私を拾ってくれてありがとう」


JK「ははっ。Aも、拾われてくれてありがとう」





 





ねえ、ジョングク。


あなたに出会って私はいろんなことを学んだの。


胸が裂けそうなほど苦しい時もあったし、泣きそうなほど嬉しい時もあった。


人を想うって、きっとこういう事なんだろうなって思ったよ。





 





「これからもよろしくね、ジョングク」


JK「こちらこそよろしく、A」





 





世界一愛しいあなたへ、私は今日も愛を囁くよ。











-痛いほどに、きみを想う-

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緋夏(プロフ) - ?さん» ありがとうございます。心に留めておきます^ ^ (11月19日 22時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 番外編でその後のストーリー作って欲しいです!!!! (10月23日 18時) (レス) id: f4ee543ac5 (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 佑香さん» わあ、ありがとうございます(´;ω;`)初期の作品で拙いものですが、そう言ってもらえて嬉しいです!ぜひぜひ他のお話も読んでみてください! (10月5日 1時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
佑香(プロフ) - 読ませていただきました!もう本当に凄くいい話で、後半なんて涙腺崩壊でした…!!緋夏さんの作品最高です!他の作品も読んできますね!! (9月30日 18時) (レス) id: 5f57701d9f (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 寧桜さん» 寧桜さん、私の最初の作品まで読んでくださったんですね(´;ω;`)拙い文でお恥ずかしいですが、そう言ってもらえてよかったです!!ぐうさんは何してもイケメン(・∀・)ありがとうございました!! (8月30日 21時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月16日 23時

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